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2021年の春の全国交通安全運動、「横断歩道は歩行者優先」を強く訴求

4月6日~15日実施

2021年4月6日~15日 実施

4月6日~15日の期間に「令和3年春の全国交通安全運動」を実施

 内閣府・警察庁等10府省庁、都道府県、市区町村、関係13団体は4月6日~15日の期間に「令和3年春の全国交通安全運動」を実施する。

 全国交通安全運動とは、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と交通マナーの実践を習慣付け、交通事故防止の徹底を図るために行なわれているもの。警察庁発表による今回の運動の推進重点は以下の3点。


①子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
②自転車の安全利用の推進
③歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上


 特に今回の安全運動では、歩行者の安全の確保に重点を置いて「横断歩道は歩行者優先」を強く訴求していくとしており、警視庁発表によるリリースでは「ドライバーのみなさん!『横断歩道は止まれ!』ですよ。交差点や横断歩道付近では『標識等を確認・横断歩道に歩行者がいないか確認・歩行者と意思の疎通を確認』などを確実に行なうことが重要です」。

「歩行者のみなさん!道路を横断する時は『横断前に車が来ていないか確認・横断前に車が止まったか確認・横断中も左右から車が来ていない確認』の3つのチェック(安全確認)をお願いします。そしてプラス1アクションとして小さいお子さんは手を上げるなどして道路を渡ることを周りに伝えましょう」などとドライバー、歩行者双方に呼び掛けている。

 なお、警視庁では交通事故を防止するため、簡単にできて効果のある方法をまとめた特設サイト「TOKYO SAFETY ACTION」を展開しており、交通安全に役立つさまざまな動画やピーポくんのミニゲーム、交通事故マップなど、知っていると役に立つ交通安全のコンテンツを多数用意している。