ニュース

ホンダ、新型「シビック(11代目)ハッチバック」世界初公開

2021年6月24日 公開

2021年秋発売予定

グランドコンセプトは「爽快シビック」

 本田技研工業は6月24日、2021年秋発売予定の新型「CIVIC(シビック)」を世界初公開した。発売は2021年秋を予定している。

 ホンダの公式YouTubeチャンネルにてオンラインで実施した「ワールドプレミア」では、刷新したハッチバックスタイルの新型シビックのエクステリアとインテリアを披露。さらに、ダイナミクス性能の進化点などを発表した。

リアビュー

 11代目となる新型シビックは、親しみやすさと特別な存在感をあわせ持ち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマを目指した1台。ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げ、気持ちが明るくなるような開放的なデザインと、質の高い走行体験を提供するダイナミクス、直感的に使うことのできるHMI(ヒューマン マシン インターフェイス)など、乗る人を中心とした考え方を基に進化させた。

 開放的な空間と広い水平視野角による気持ちのよい視界を実現したパッケージングは、従来からのローアンドワイドな骨格をさらに際立てることにより、高い安定性と動的性能の両方で新型シビックならではなのパッケージを作りあげている。

クーペのような流れるプロポーション

 エクステリアは、運転しやすく心も開放的になれるようなキャビンを追求するとともに、クーペのような流れるプロポーションを描くことで、前方視界の確保と美しいクルマの両立を目指した。フロントは、精悍でスポーティな表情となるようLEDの薄型ヘッドライトとハニカムグリルを採用。リアはローアンドワイドにしたことで、スタンスのよさを強調。

ノイズレスな造形のインテリア

 また、インテリアはノイズレスな造形とすることで、爽やかで心地のよい移動ができる空間を目指しつつ、感性に響くようなスイッチの触感と空間のデザインを追求し、気持ちのよい視界を提供する空間を作りあげている。

路面と会話をしているかのようなクルマとの一体感を実現

 質の高い軽快な新しい移動体験の提供を目指し、細部にわたる熟成が行なわれたダイナミクス。軽快感と一体感のあるステアフィールにより、路面と会話をしているかのような、クルマと一体になった運転感覚を実現。また、加速と一体感のあるエンジンサウンドを聞かせてくれるという。

 さらに、最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」は、フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用。トラフィックジャムアシストの追加など、先代モデルからさらに機能の進化と充実が図られている。また、夜間の対向車などに眩しさを与えず、良好な遠方視認性を実現するアダプティブドライビングビームをホンダ車として初めて採用し、安全運転を支援するとしている。

安全運転支援システム「Honda SENSING」をさらに進化。ホンダ車として初めてアダプティブドライビングビームを搭載した。