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新型GTマシン「Nissan Z GT500」が富士スピードウェイ走行姿を披露 2022年シーズンから参戦

2022年シーズンのSUPER GTシリーズGT500クラスに参戦するNissan Z GT500

 日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)は12月5日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)において、2022年シーズンのSUPER GTシリーズGT500クラスに参戦する「Nissan Z GT500」を初披露した。

 両社は過去、全日本GT選手権(JGTC、2004年)およびSUPER GT(2005年~2007年)において「フェアレディZ(Z33型)」で参戦していたが、2008年からは「NISSAN GT-R」に変更。今季までの14年間で5回のシリーズチャンピオンを獲得するなど華々しい活躍を遂げてきた。だが、来シーズンからはNissan Z GT500へと車両を一新し、新たなシーズンを戦うことになる。

 今回はあくまで車両の披露のみにとどまり詳しいスペックはもちろん、チームやドライバーなどは未公表。これら詳しい参戦体制は今後の発表を待ちたい。

車両外観
披露された車両はミシュランタイヤを装着。スポンサーステッカーは「MOTUL」のみ
フォトセッションには松田次生選手とロニー・クインタレッリ選手が登場
Nissan Z GT500と歴代の参戦車両
今シーズンを戦ったMOTUL AUTECH GT-R
丸形テールランプも見納めとなる
MOTUL AUTECH Z(2006年 SUPER GT)
XANAVI NISMO Z(2004年JGTC)
フェアレディZ 240ZG(1973)
初披露後はテスト走行がスケジュールされており、陽が傾くまで精力的に走り込みを行なっていた
【日産/NISMO】新型GTマシン「Nissan Z GT500」が富士スピードウェイを走行