クラリオン、リアビューカメラやアンテナが改正保安基準に不適合のおそれ
2009年1月1日以降の新規登録車に取り付けないよう注意喚起

CC-2013A-A

2009年4月20日発表


 クラリオンは4月20日、同社が販売する車載リアビューカメラなどについて、2009年1月1日以降に新規登録された乗用車では保安基準に適合しないおそれがあると発表した。

 この事象は、国土交通省が2009年1月1日から改正・施行した「道路運送車両の保安基準」の「外装の技術基準」に、同社製外付けアクセサリーが適合しないと言うもの。対象となる製品は、車載リアビューカメラの「CC-2017A-A」「CC-2013A-A」と、地上デジタル放送用ロッドアンテナ「ZCP-115-500」「ZCP-112-100」の4製品。

 このうち、車載リアビューカメラはリアゲートガラスなどの広い平面に取り付けた場合に、「直径100mmの球体が接触する外部表面には、曲率半径が2.5mm未満である突起を有してはならない」とする新基準に不適合となる場合があるほか、コードホルダーも不適合になると言う。また、ロッドアンテナも外形やコードホルダーが新基準に不適合になると言う。

 同社では、これらの製品を取り付けないよう注意喚起しているほか、同社製車載カメラとロッドアンテナの旧製品、バス・トラック向け製品全般についても、2009年1月1日以降に製作・登録された乗用車への取り付けができないとしている。なお、2008年12月31日までに製作・登録された乗用車に取り付け済みの製品については、そのまま使用できるとしている。

ZCP-115-500リアビューカメラの取り付け条件


(編集部:)
2009年 4月 21日