オーテックジャパンは、日産自動車の「キューブ」のカスタムカー「ライダー ハイパフォーマンススペック」を4月23日に発売する。価格は213万1500円。

　ライダー ハイパフォーマンススペックは、同社が既に販売しているカスタムカー「ライダー」のハイスペック版となる製品。ライダーをベースに、搭載されている直列4気筒 DOHC 16バルブの1.5リッターエンジン「HR15DE」に専用ECUの適用やカム仕様の変更といったチューニングを実施、最高出力を5kW（7PS）、最大トルクを8Nm（0.8kgm）向上している。

　このほか、フロントサスペンションメンバーステーの剛性向上を図り、HKS製専用スポーツマフラーと専用バンパーフィニッシャー、ヤマハ製リアパフォーマンスダンパー、トンネルステー、専用ローダウンサスペンション、専用車速感応式電動パワーステアリング、アルミペダル、ダンロップ製タイヤ「LE MANS LM703（195/55R16 87V）」、専用エンブレムを追加している。

　また、オーテックジャパンはキューブの福祉車両に、車両後部スロープから車いすのまま乗車できる「チェアキャブ」を追加して4月23日に発売する。チェアキャブでは、リアシートに折りたたみ可能なベンチシートを装備した「ベンチシートタイプ」と、車いす固定位置の横に1人掛けシートを装備した「サイドシートタイプ」を用意する。価格は、いずれも230万円。

　このほか、4月23日に発売するキューブの特別仕様車「15X Mセレクション」「15X FOUR Mセレクション」に、助手席シートが回転・昇降する「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」を設定。また、アンシャンテ 助手席スライドアップシート装備車にはサポートパッドをオプションに追加する。価格は、15X Mセレクションベースが198万9750円、15X FOUR Mセレクションベースが221万円7600円。

　加えて、「ティーダ」「ティーダ ラティオ」をベースとしたカスタムカー「アクシス」シリーズ、および福祉車両の一部改良を実施して4月23日に発売する。

　一部改良はベース車が4月23日に行った内容に準じており、「15M」「18G」「15M FOUR」ベース車に、、カーウイングスナビゲーションシステムと、ディスプレイ付CD一体AM/FM電子チューナーラジオ＋バックビューモニターをオプション設定。ボディーカラーでは、アクシスシリーズに「ダークブルー」を、ティーダの福祉車両にダークブルーと「クリスタルライラック」を、ラティオの福祉車両にダークブルーを追加する。価格は、アクシスシリーズが197万9250円～227万8500円、福祉車両がティーダベースで160万9650円～230万4750円、ラティオベースで160万9650円～233万6250円。

キューブ チェアキャブ サイドシートタイプ	ティーダ アクシス パフォーマンススペック	ティーダ アンシャンテ 助手席スライドアップシート