東京ビッグサイトで4月26日まで「ガレージングEXPO2009」開催
自作ガレージキットからリフトまでガレージに必要なすべてが勢ぞろい

東京ビッグサイトで26日まで開催されるガレージングEXPO2009

2009年4月24日~26日
入場料2000円(事前登録で入場無料)
中学生以下無料



 東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で4月24日~26日、男の趣味空間作りを提案する専門展示会「ガレージングEXPO2009」が開催されている。開催初日となった今日、会場の模様を取材してきたので、その模様をお届けする。

 ガレージングEXPOは、「スタイルハウジングEXPO」と「デザイナーズリフォームEXPO」と同時開催されるイベントで、車をしまうガレージそのものや、ガレージのシャッター、リフトや換気用装置などの展示や実演が行われる。入場料は2000円で、中学生以下無料となるが、事前登録すれば入場無料となる。事前登録はWebサイトのほか、当日会場でも可能となっている。

 イベント初日は平日にもかかわらず多くの来場者が訪れていた。幌タイプの組み立て式ガレージから、本格的なガレージキット、建築家による無料プラン相談など、これからガレージを造りたいと思っている人にも、今あるガレージを充実させたい人にも参考になるブースが多く、人気を集めていた。また、ガレージを建てる土地がない人向けに、ガレージ付き賃貸物件なども紹介されていた。

 25日、26日には、ガレージ作りの専門家が語るガレージングセミナーも多数開講されるほか、「侍戦隊シンケンジャー」の握手会も開催される。同じ会場内で、スタイルハウジングEXPOとデザイナーズリフォームEXPOも開催され、フードコーナーでは、沖縄や名古屋の名産品が食べられるなど、家族で楽しめる内容となっている。この週末は家族みんなで訪れてみてはいかがだろうか?

外壁から形状まで自由にオーダー可能な横井鋼業の「トイボックス」。屋上がバルコニーとして使えるのが特徴壁パネルやトラス、外壁などをキットにして販売するジェイスタイルガレージの「シダーガレージ」。DIYで組み立てる人も多いとか日本ドアコーポレーションの「プチガレージ」は軽自動車が入るサイズのガレージ。可動式ルーフは開放可能で、ソーラー充電式の電動ガレージドアも付く
テントやジープの屋根にも使えるほろ布「キャメルシート」を使用した「キャメルガレージ」。展示されていたのはバイク用ガレージだったが、車のサイズもできると言う「キャメルジョイント」という骨格となるパーツを組み合わせることで、さまざまなサイズのガレージができる。さらにシャッターも取付可能さまざまなタイプのガレージドアを作る金剛産業は、新製品の「Route66ガレージドア」を展示。アメリカンな雰囲気のブースとなっていた
レムコのブースでもいろいろなガレージドアが展示され、電動モーターによる開閉のデモンストレーションが行われていたウッドやメタルなど、ガレージドアのデザインもさまざま。レムコのメタルドアは三層構造になっていて、断熱性・遮音性に優れるのだと言うハーフビルドサービス/エスケー住販のブースでは、ガレージ付き賃貸アパート「湘南ガレージング」の紹介を行っていた。茨城県神栖市や、千葉県の南行徳にあるガレージで募集中とのこと
ガレージの中から排気ガスを効率的に除去するヤマダコーポレーションの排気ダクトシステム。所ジョージ氏の世田谷ベースでも使われているとか東急ホームズの新築ガレージの紹介。ヤマダコーポレーションの排気ダクトが配置されている壁面に取り付けられたパネル「EXTO」には、棚やフックなどが自在に取り付けられる
輸入工具を取り扱うサンケンは、100V電源で動く「ポータブルシザースリフト」を展示。最大2721kgまでリフト可能で価格は29万8042円シザースリフトの昇降を実演。油圧を発生させるモーターの音だけでとても静かだリフトといっても設置に特別な工事は不要。足に付いたローラーが転がるため、硬くて平らな場所と家庭用電源さえあればリフトアップできる
25日、26日には無料でガレージングセミナーも開催されるフードブースには、沖縄名物のソーキそばや琉球オムソバ、広島名物広島焼、名古屋名物みそかつなど、バリエーション豊富なメニューが揃う

(編集部:瀬戸 学)
2009年 4月 24日