富士通テン、ホームオーディオ技術採用のトレードインスピーカーなど発売
セパレート3製品、コアキシャル2製品、パワーアンプ1製品を発売

TDX1700

2009年6月上旬~発売


 富士通テンは、同社カーAV製品ブランド「ECLIPSE(イクリプス)」のトレードインスピーカー5製品とパワーアンプ1製品を6月上旬より順次発売する。各製品の価格と発売時期は以下のとおり。

製品名製品ジャンル価格発売時期
「TDスピーカーシリーズ トレードインスピーカー
TDX170017cmセパレート2ウェイ5万7750円7月上旬
スタンダードシリーズ トレードインスピーカー(Highグレード)
SGS-1771S17cmセパレート2ウェイト3万2550円6月上旬
SGS-1671S16cmセパレート2ウェイト3万1500円
スタンダードシリーズ トレードインスピーカー(Entryグレード)
SGS-170117cmコアキシャル2ウェイ1万1550円6月上旬
SGS-160116cmコアキシャル2ウェイ1万500円
デジタルパワーアンプ
EA42004/3/2デジタルパワーアンプ4万7250円6月上旬

 TDX1700は、同社のホームオーディオ「ECLIPSE TD」の技術を投入したカーオーディオ「TDスピーカーシリーズ」の17cmセパレート2ウェイトレードインスピーカー。2重構造フレームによってウーファーをドアに接触させずに設置できる「フローティング構造フレーム」を採用し、ドアパネル設置時に発生する不要振動を抑制している。また、従来比で約2倍の大きさとなる大型マグネットを採用して振動板の駆動の正確性を向上しているほか、ウーファーの振動板素材に新開発のテクノーラとPEN(ポリエチレンナフタレート)を採用して不要振動を吸収し、音の正確な再現を実現した。最大入力は120W、定格入力は40W。

TDX1700の裏面の大型マグネットTDX1700の概要2008年に発売したTDスピーカーシリーズの他製品との組み合わせて、5.1chサラウンドが実現する

 SGS-1771Sは17cm、SGS-1671Sは16cmのセパレート2ウェイトレードインスピーカー。ウーファーに空気流動をコントロールする「エアロスムージングダイキャストフレーム」を採用し、空気排出を効率化して振動板の正確な駆動を実現した。また、ウーファーの振動板素材にはグラスファイバーを採用している。最大入力は160W、定格入力は40W。

 SGS-1701は17cm、SGS-1601は16cmのコアキシャル2ウェイトレードインスピーカー。ウーファー部中心にツィーター部を埋め込む「ポイントソース構造」を採用し、各部の音波形の干渉を抑制して音の正確な再現を実現した。また、ツィーターは内部損失が大きいソフトドームを採用し、不要な共振を抑え自然な高音域を再現している。最大入力は120W、定格入力は30W。

SGS-1771SとSGS-1671SSGS-1701とSGS-1601スタンダードシリーズの概要

 EA4200は、最大出力90W×4chのデジタルパワーアンプ。定格出力は、2Ωで85W×4ch、4Ωで60W×4ch、4Ωブリッジで150W×2chとなる。取付面積を従来製品比で50%削減しているほか、流線型の筐体デザインを採用し、取付場所を選ばず室内印象の向上にも貢献できるとしている。このほか、ノイス低減回路を搭載し、低域の歪みを低減して迫力ある音場を再現している。本体サイズは190×256×60mm(幅×奥行×高さ)で、重量は2.7kg。

EA4200EA4200の概要


(編集部:)
2009年 5月 11日