富士通テン、長時間動画や静止画も撮影できるドライブレコーダー「DREC3000」 従来製品からカメラ性能を向上。モニター接続でメニューも映像確認可能に |
富士通テンは、同社カーAV製品ブランド「ECLIPSE(イクリプス)」のドライブレコーダー「DREC3000」を6月上旬に発売する。価格は5万2500円。
DREC3000は、同社のドライブレコーダー「DREC2000」の後継機種にあたる製品。カメラと本体を分離した構造を採用し、撮像素子は1/4インチCCDから1/4インチCMOSセンサーに変更。記録画素数も約27万画素から約31万画素に拡大している。カメラ画角は水平135度、垂直105度で、音声の同時記録もできる。撮影映像はSDカードに保存し、パソコンで専用ソフトを利用して閲覧可能で、映像と連動した加速度グラフやサムネイルも表示できる。
撮影機能では、本体に内蔵した加速度センサーの検知時や記録ボタン押下時に20秒間、30fpsの映像を自動撮影する「イベントメモリー機能」に加えて、ボタン押下により10fpsの映像を長時間撮影できる「ビデオメモリー機能」、静止画撮影ができる「ワンショットメモリー機能」を搭載する。また、カメラブラケットに搭載したスピーカーから急ハンドルや急発信の警告を音声で行う「音声ガイダンス機能」も搭載する。
このほか、別売のケーブル「DRVO20」(2625円)を使用することで映像の外部出力が可能となり、撮影映像をカーナビなどで閲覧することができる。映像閲覧は本体ボタン押下で行えるほか、音量設定など本体設定時も外部モニターにメニュー画面を表示し、モニターで確認しながら本体ボタンで設定が行える。
電源は12V/24Vに対応し、別売のシガー電源コード「DRCL10」(1680円)を使用してシガーソケットから電源供給することもできる。製品には1GBのSDカードが付属し、イベントメモリー機能で15件、ビデオメモリー機能で20分、ワンショットメモリー機能で600枚まで記録できる。本体サイズと重量は、本体が113×70×20mm(幅×奥行×高さ)で100g、カメラが27×24×22mm(同)で30gとなる。
イベントメモリー機能の撮影映像 | ビデオメモリー機能の撮影映像 | 撮影映像をパソコンで閲覧した状態 |
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(編集部:)
2009年 5月 11日