NEXCO東日本、北関東自動車道の真岡IC~桜川筑西ICが12月20日開通

 東日本高速道路(NEXCO東日本)は25日、北関東自動車道(北関)の真岡インターチェンジ(IC)~桜川筑西IC間を12月20日15時に開通すると発表した。 通行料金は、真岡IC~桜川筑西IC間が普通車の場合で550円。

 今回開通する区間は、栃木県真岡市の真岡ICから茨城県桜川市の桜川筑西ICまでの14.9kmで、事業費は約570億円。開通によって、北関の総延長150kmのうち約122kmが完成し、整備率が約8割となったほか、分断されている北関の栃木都賀JCT~真岡IC間と、桜川筑西IC~水戸南IC間が接続される。

 開通に伴って、東北自動車度と常磐自動車の間を北関経由で往来可能となり、栃木県~茨城県間の移動距離や時間を大幅に短縮。物流効率の向上や、北関沿線の観光地への新たな集客が期待できるとしている。また、桜川筑西ICと接続する国道50号の交通が北関へ転換されることで、時間短縮や交通事故減少などによって年間約215億円の経済効果が発生。CO2も年間約10万t削減されるとしている。

 合わせて、NEXCO東日本は北関の都留IC~壬生IC間に壬生パーキングエリア(壬生PA)を、笠間西IC~友部IC間に笠間PAも12月20日11時に開設する。駐車可能台数は、壬生PAで上下とも大型10台/小型16台/トレーラー2台、笠間PAで上下とも大型19台/小型24台/トレーラー2台。笠間PAには飲み物の自動販売機も設置される。

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東日本高速道路株式会社
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ニュースリリース
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(編集部:大久保有規彦)
2008年9月25日