首都高、大黒PAでお客様感謝デーを開催 スタンプラリーの開催や作業車両展示など |
首都高速道路(首都高)は、9月27日に「お客様感謝デー in DAIKOKU」を神奈川県にある大黒PA(パーキングエリア)で開催した。大黒PAは、首都高湾岸線と大黒線が合流する大黒JCT内にあり、400台ほどのクルマが駐車可能と、首都高に設置されたPAの中では代表的なものの一つだ。PA内からは横浜のランドマークともなっている横浜ベイブリッジを見ることができ、飲食店も多く、おみやげものも豊富に取りそろえられている。
首都高速道路神奈川管理局総務・経理グループ総括マネージャーの下村治氏。横浜ベイブリッジ20周年となる来年も、何らかのイベントは行いたいと語ってくれた |
会場内で一番広く場所を取り、子供たちにも大人気だったのが首都高の作業車両などの展示エリア。普段間近で見ることのできない首都高の作業車両が展示されている上、実際に運転席に座らせてもらえるので、乗り降りが大変な大型車両にもかかわらず多くの人が運転席に座って記念写真を撮っていたようだった。そのほか、車両展示コーナーと、大黒PAの2階にある休憩所「ETC・夢空間」の2カ所でスタンプを押せば、みなとみらいにある温泉施設である「横浜みなとみらい万葉倶楽部」の平日ペア無料招待券が当たるなどのスタンプラリーも行われていた。
もともと利用者が多い大黒PAだけに、たまたま立ち寄った家族連れ、カップル、仕事の途中と思われる人など、多数の人がこのイベントを楽しんでいたようだ。なお、下村氏によると横浜ベイブリッジの20周年となる来年もなんらかのイベントは行いたいと語ってくれた。
■首都高の展示車両は大人気
子供たちだけでなく大人にも大人気だったのが、首都高の作業車両。首都高を走っているとよく見かけるクルマから、あまり見かけることのないクルマまで4種類の作業車両が展示されていた。ここではそれらの車両に注目して各部を見ていこう。
●道路パトロールカー
●散水車
道路掃除のために、道路上に水を撒くための散水車 | 散水車のベース車両は、いすゞのギガ。タンクは7900lの巨大なもの | 後方車両に対しての注意を即す装備もしっかり装備 |
後部に設けられた散水部。写真左が後方になり、散水ノズルが多数設けられている | こちらは車体前方の散水部。写真右側が前方になる。バンパーの陰に散水ノズルが設置される |
●標識車
●ウニモグ
●TOKYO SMART DRIVER×NISSAN GT-R
作業車両と異なるものの、首都高が4月から行っている「東京スマートドライバー」プロジェクトで使用されている「TOKYO SMART DRIVER×NISSAN GT-R」も展示されていた。この東京スマートドライバープロジェクトは、“叱る”から“褒める”へをテーマに、首都高で見かけた運転マナーのよいドライバーをほめていこうというもの。実際にその場で呼びかけるわけではなく、同プロジェクトのブログでさまざまな“ホメ”情報が報告されている。「ホメパト」と名づけられたTOKYO SMART DRIVER×NISSAN GT-R。人気の展示車両 ピンクのチェッカーが目印のホメパト。首都高を走っていて見かけた人もいるかな? 会場では同プロジェクトのパンフレットと「ホメ玉」と名付けられたアメが配られていた
■URL
首都高速道路株式会社
http://www.shutoko.jp/
首都高イベント情報「お客様感謝デー in DAIKOKU」
http://www.shutoko-sv.jp/spp/suisui/event05.html
横濱開港150周年
http://www.yokohama150.org/y150/
横浜市立金沢動物園
http://www.kanazawa-zoo.org/
東京スマートドライバー
https://www.smartdriver.jp/
(編集部:谷川 潔)
2008年9月29日