大和市、電気自動車の軽自動車税を2009年度から全額免除

三菱自動車工業が2009年中に国内市場投入を予定している電気自動車「i MiEV(アイ ミーブ)」



  神奈川県大和市は10月30日、電気自動車の軽自動車税を2009年度より全額免除すること発表した。

  この免除措置は、地球温暖化の防止策として電気自動車の普及促進を図るために行うもの。軽自動車税の対象となる車両のうち電気を動力とする車種が対象で、2009年4月1日現在で登録されている、または2009年4月以降に登録された対象車両の軽自動車税を全額免除とする。免除措置は、2009年度から5年間の時限的措置で行う予定で、免除措置を受けるには大和市に申請を行う必要がある。

  大和市では、市民が電気自動車を利用することで、日々の生活から地球温暖化防止に寄与できることから、電気自動車を購入しやすい環境を作るために実施するとしている。なお、電気自動車の購入支援策として軽自動車税を全額免除するのは全国初だと言う。

  また、11月1日から3日にかけて大和市役所などで「大和市環境フェア2008」を開催し、神奈川県から電気自動車を借り受ける式典や、電気自動車の展示を行う予定だ。

 

URL
神奈川県大和市
http://www.city.yamato.lg.jp/
臨時会見資料(PDF)
http://www.city.yamato.lg.jp/web/content/000023313.pdf

(編集部:大久保有規彦)
2008年10月31日