ブリヂストン、スタンダードタイヤ「Playz PZ-X」 軽自動車、コンパクトカー向けのPZ-XCも |
Playz PZ-XC |
Playzはスポーツ用タイヤ「POTENZA」、プレミアムタイヤ「REGNO」に次ぐメインストリーム向けタイヤ。今回からセダン・スポーティーカー用の「PZ-X」と、軽自動車・コンパクトカー用の「PZ-XC」の2つのラインに分かれた。
従来のPlayz「PZ-1」は、直進安定性を向上させて、ドライバーのストレス低減を目標としていたが、新製品はこれに加えて「楽しさ」「心地よさ」を追求。セダン向けのPZ-Xはコーナーリング応答性を、コンパクトカー向けのPZ-XCは乗り心地を、それぞれ向上させた。
PZ-Xの開発に当たっては一般ドライバー15名の脳波を測定し、ドライバーが感じるストレスや楽しさを計測してテストした。ちなみにPZ-1では心拍数を測定していたが、「心拍数では楽しさを計測しずらいので脳波に変更した」とのこと。
また、静粛性やウェット性能にも配慮した。表面を3次元曲面にしたサイレントACブロックを採用することで、ロードノイズを抑制。パタンノイズをPZ-1比で13%低減(PZ-XCは9%低減)させた。
シリカ配合AQコンパウンドを採用し、GUTT IIシミュレーションストレートグルーブで耐ハイドロプレーニング性を高めることで、従来よりウェット路面での停止距離が1.8m短縮(PZ-XCは3m短縮)した。このほか転がり抵抗も3%低減(PZ-XCは4%低減)された。
加えてPZ-XCは、偏摩耗を抑制するパターンを採用し、摩耗寿命が5%伸びた。
用意されるサイズは次のとおり。
245/40R20 95W 215/55R17 94V 225/40R19 89W 205/45R16 83W 245/45R19 98W 195/45R16 80W 245/40R18 93W 225/50R16 92V 225/40R18 88W 205/50R16 87V 245/45R18 96W 195/50R16 84V 235/45R18 94W 225/55R16 95V 225/45R18 91W 215/55R16 93V | 215/45R18 89W 205/55R16 91V 235/50R18 97W 195/55R16 87V 225/50R18 95W 225/60R16 98H 225/55R18 98V 215/60R16 95H 255/40R17 94W 205/60R16 92H 245/40R17 91W 195/60R16 89H 245/45R17 95W 205/65R16 95H 235/45R17 94W 195/50R15 82V | 225/45R17 91W 195/55R15 85V 215/45R17 87W 205/60R15 91H 235/50R17 96V 195/60R15 88H 225/50R17 94V 215/65R15 96H 215/50R17 91V 205/65R15 94H 205/50R17 89V 195/65R15 91H 225/55R17 97W 185/60R14 82H 185/65R14 86H |
165/50 R16 75V 165/55 R14 72V 185/55 R16 83V 155/55 R14 69V 185/60 R16 86H 175/60 R14 79H 175/60 R16 82H 165/60 R14 75H 165/50 R15 73V 175/65 R14 82H | 185/55 R15 82V 155/65 R14 75H 175/55 R15 77V 165/70 R14 81S 165/55 R15 75V 155/65 R13 73H 185/60 R15 84H 175/60 R15 81H 165/60 R15 77H 155/60 R15 74H | 185/65 R15 88H 175/65 R15 84H 145/65 R15 72H |
■URL
株式会社ブリヂストン
http://www.bridgestone.co.jp/
ニュースリリース
http://www.bridgestone.co.jp/info/news/2008120301.html
(編集部:田中真一郎)
2008年12月3日