スズキ、ITS実証実験「ITS-Safety2010」の参加車両を開発 国土交通省や警察庁のプロジェクトに参画

スイフト ASV-4

  スズキは1月9日、ITS推進協議会によるITS（Intelligent Transport System）の実証実験「ITS-Safety2010」の参加車両を開発したと発表した。

  ITS-Safety2010は、ITS推進協議会が東京都の臨海副都心にて1月12日より順次実施する実証実験。2月25日からは一般向けの公道走行公開デモンストレーションの実施も予定している。スズキは、同実験において、国土交通省自動車交通局が推進する「第4期ASV（Advanced Safety Vehicle）プロジェクト」、警察庁が推進する「安全運転支援システム（DSSS：Driving Safety Support Systems）プロジェクト」、国土交通省道路局が主催する「スマートウェイプロジェクト」に参画している。

  今回開発した参加車両は、4輪車では「スイフト」をベースとした「スイフト ASV-4」、「ワゴンR」をベースとした「ワゴンR ASV-4」、2輪車では「スカイウェイブ250」をベースとした「スカイウェイブ250 ASV-4」の合計3種類。第4期ASVプロジェクトに対応する車車間通信で車両相互の位置/方向/速度などの情報を交換する装置、安全運転支援システムプロジェクトに対応する光ビーコンによる路車間通信で情報を受信できる装置、スマートウェイプロジェクトに対応する路側センサーからの情報を電波による路車間通信で受信できる装置を搭載している。

ワゴンR ASV-4	スカイウェイブ250 ASV-4

4輪車ナビ表示画面	2輪車表示仕様

■URL
スズキ株式会社
http://www.suzuki.co.jp/
ニュースリリース
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2008/0109/index.html
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（編集部：大久保有規彦）
2009年1月9日