Futuremark、世界初のカーナビ用ベンチマークソフト
3Dグラフィックスを使用した車載システムのベンチマーク
Miradaのスクリーンショット

 Futuremarkは1月20日(現地時間)、車載ディスプレイシステム用ベンチマークソフト「Mirada」を発表した。

 3Dグラフィックスを使用した車載端末ディスプレイの性能を計測するためのベンチマークソフト。自動車メーカーやサプライヤーがカーナビや車載情報端末を開発する際に、描画性能を計測、比較、診断することができる。車載用に特化したベンチマークソフトは世界初。

 同社のモバイル用グラフィックスインターフェイスエンジン「Kanzi」をもとに作られており、車載用ディスプレイが実際に使用される状況や負荷に基づいた計測が可能としている。

 OpenGL ES 2.0準拠のハードウェアに対応する。実行プログラムが用意されるほか、ソースコードのライセンスを受けることができる。

Miradaのスクリーンショット

 

URL
Futuremark(英文)
http://www.futuremark.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.futuremark.com/pressroom/pressreleases/55086/
製品情報(英文)
http://www.futuremark.com/products/mirada/

(編集部:田中真一郎)
2009年1月21日