クラリオン、ザナヴィ・インフォマティクスを吸収合併 |
クラリオンは1月29日、同社100%子会社のザナヴィ・インフォマティクスを4月1日付けで吸収合併すると発表した。
合併は、1月29日の取締役会にて決定され、同日に合併契約を締結。吸収合併後はクラリオンを存続会社とし、ザナヴィは解散する。合併によって、シナジー効果や業界一、日本一、世界一を目指す「Be Number 1活動」の最大化を狙うと共に、マーケティング力、営業力、技術力、品質造成、コスト競争力の強化を克服。マーケットから信頼を獲得できる企業集団となり、さらなる成長を目指すとしている。
また、昨今の世界経済の減速や自動車業界の販売低迷により、両社の今期業績が悪化し今後も経営環境がさらに厳しさを増すことが予測されることから、合併により経営リソースの集約、コスト構造の見直しやスリム化による事業構造改革などで経営基盤を強化し、収益力の向上を図るともしている。
なお、ザナヴィは2009年3月期に債務超過となる可能性があるため、合併に先立ちクラリオンがザナヴィに対して保有する債権の一部を放棄し、債務超過状態を解消したのち合併する予定だとしている。
■URL
クラリオン株式会社
http://www.clarion.co.jp/
株式会社ザナヴィ・インフォマティクス
http://www.xanavi.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.clarion.com/jp/ja/HTML_Topics/20090129_1,1.pdf
(編集部:大久保有規彦)
2009年1月29日