Citroen、ダブルシェブロンマークのデザインを変更 新シリーズ「DS」を2010年に投入 |
Citroenは2月5日(現地時間)、同社のマークを含むCI(コーポレートアイデンティティ)を変更すると発表した。2月5日は同社創業者の故アンドレ・シトロエン氏の誕生日。
新しいマークは、同社伝統のいわゆる“ダブルシェブロン”の形状を引き継ぎつつ、3Dグラフィックス処理でより立体的になった。コーポレートカラーの赤で書かれた「CITROEN」のロゴが付くが、赤は従来よりもより深い色合いになった。
これにともない、「Creative Technologie」をキャッチフレーズとし、ショールームやアフターサービス拠点の造作などのCIを全世界で統一。接客やサービスにもプログラムを作って質的向上を図り、ブランディングを強化する。
さらに、モータースポーツ部門のCitroen Sportを、Citroen Racingに改称する。
加えて今後3年間に、半年に1台のペースで、合計6台の新モデルをヨーロッパで発表する。その皮切りとして、3月のジュネーブモターショーにコンセプトカー「DS INSIDE」を出展する。DS INSIDEは3ドアのコンパクトカーだが、新たなCitroenを象徴する高品質な高級車として位置づけられる。
同社は乗用車に「C+数字」、ミニバンには「Picasso」の名前を与えているが、「DS」は新たなシリーズとしてラインナップに加わり、2010年からB、M1、M2の各セグメントにそれぞれ「DS3」、「DS4」、「DS5」が投入される。
なお日本でもCI変更が行われる予定だが、スケジュールは未定となっている。
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Citroen
http://www.citroen.com/
(編集部:田中真一郎)
2009年2月6日