フォルクスワーゲン、パサートCCで「ITS-Safety2010」に参加 ASVとDSSSに対応したパサートCCで公開デモンストレーション

パサートCC ASV/DSSS

2009年2月25日～28日開催

　フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、1月12日より東京都臨海副都心地区で実施されているITS（Intelligent Transport System：高度道路交通システム）の大規模実証実験「ITS-Safety 2010」に積極的に参画し、2月25日～28日に実施される公開デモンストレーションに、2台の「パサートCC ASV/DSSS」 で参加する。

　ITSとは、国土交通省自動車交通局による「ASV（Advanced Safety Vehicle）」、警察庁と新交通管理システム協会による「DSSS（Driving Safety Support Systems）」、国土交通省道路局による「スマートウェイ」の3つのプロジェクトからなる安全運転支援システムのこと。

　フォルクスワーゲンが開発した実験車のパサートCC ASV/DSSSは、お互いの速度や方向などの情報を車車間通信で交換するASVに即した装置と、路上に設置された光ビーコンから周囲の車両や歩行者などの情報を取得するDSSSに即した装置を搭載。他の車両や歩行者などと衝突する可能性がある場合に、運転者に注意を喚起する機能を実現している。