GM、ジュネーブショーでコンパクトカー「シボレー スパーク」を公開

シボレー スパーク

ジュネーブショー会期:2009年3月3日~15日



シボレー ビート コンセプト
 General Motorsは、新型コンパクトカー「シボレー スパーク」を、3月3日から開催される「ジュネーブモーターショー」で公開する。

 シボレー スパークは、1.0リッターまたは1.2リッターの4気筒 DOHC 16バルブエンジンを搭載した5ドアハッチバックのコンパクトカー。全長は3640mmで、ホイールベースは2375mmを確保しており、15インチホイールまでが装着可能だとしている。

 エクステリアは、2007年以降のモーターショーで公開してきたコンセプトカー「シボレー ビート コンセプト」をベースとしたデザインを採用。シボレーの特徴である2段グリルとダイヤモンドカットラインをイメージしたヘッドランプを、ドア上部と一体化させたリアドアハンドル、一体型のテールゲートスポイラー、シボレーの特徴である丸形テールライトなどを装備している。

 インテリアは、シボレーの特徴であるデュアルコクピット式レイアウトを採用しつつ、前後席ともに広いレッグルームとヒップルームを確保。2輪車をヒントとしたステアリングコラム搭載のインストルメンタルクラスターには、アナログとデジタルを組み合わせたディスプレイを装備する。ドアパネルなどのインテリアカラーには、ボディーカラーを受け継いだ色使いや材質を採用し、大型車にも劣らない音響効果を確保しているとしている。

 このほか、安全性能では前席両側フロントエアバッグ、前席サイドエアバッグ、オートロックブレーキ電子安定制御などの安全装置を搭載し、衝突試験にて高評価を達成するよう開発設計されているとしている。市販時期は、2010年初めに欧州での販売を開始し、順次世界各地に展開する予定だ。


(編集部:大久保有規彦)
2009年 2月 24日