マツダ、「プレマシー」水素ハイブリッド車のリース販売を開始 「RX-8」水素ハイブリッド車に続いて2車種目。2009年中に納車予定 |
マツダは、水素ハイブリッド自動車「マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」のリース販売を3月25日から開始する。
マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッドは、ミニバン「プレマシー」をベースに、水素ロータリーエンジンと電気モーターを組み合わせたシリーズ式ハイブリッドシステムを搭載した車両。マツダによれば、水素ロータリーエンジン車の実用化は「RX-8」ベースの「マツダ RX-8 ハイドロジェンRE」に続いて2車種目となるほか、水素ハイブリッド自動車のリース販売開始は完成車メーカーとしては世界初だと言う。2009年中に、地方自治体やエネルギー関連企業などに納車する予定だ。
エンジンで発電機を動作させ、得られた電力でモーターを駆動するシリーズ式ハイブリッドシステムを採用したことで、マツダ RX-8 ハイドロジェンREと比較して、水素での航続距離が2倍の200kmに、最高出力が約40%増の110kwに改善されていると言う。このほか、水素燃料がない場合はガソリン走行に切り替えることができる「デュアルフューエルシステム」を搭載し、内装素材は植物由来の「マツダバイオテックマテリアル」を採用している。
マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッドとマツダ RX-8 ハイドロジェンRE |
(編集部:)
2009年 3月 25日