NEXCO中日本、北陸道など3路線で5カ所のスマートICを4月から営業開始
安宅PAなど3カ所は社会実験から正式営業に引き継ぎ

北陸自動車道の流杉スマートIC

2009年4月1日開始



 NEXCO中日本は、東海北陸自動車道のひるがの高原SA(サービスエリア)や北陸自動車道の安宅PA(パーキングエリア)など、管内5カ所のSA/PAでスマートIC(インターチェンジ)の営業を4月1日より開始する。

 スマートICが設置される路線は、北陸自動車道では富山IC~立山IC間の流杉スマートIC(流杉PA)、片山津IC~小松IC間の安宅スマートIC(安宅PA)、今庄IC~武生IC間の南条スマート(SA)の3カ所。このほか、東海北陸自動車道、高鷲IC~荘川IC間のひるがの高原スマートIC(ひるがの高原SA)、東海環状自動車道、豊田松平IC~豊田勘八IC間の鞍ヶ池スマートIC(鞍ヶ池PA)の合計5カ所。

 営業開始時間は、ひるがの高原スマートICと流杉スマートICが4月1日0時から、このほかが4月1日6時から。営業時間や利用可能車種、出入り方向などは各スマートICで異なるほか、利用にはETCが必要だ。

 安宅PA、南条SA、鞍ヶ池PAでは、地区協議会が社会実験としてスマートICの運営を行っていたが、3月31日をもって社会実験を終了し、4月1日から正式運用が開始される。これらのスマートICの設置によって、地元観光地などへのアクセス性の向上、物流効率化、周辺道路の渋滞緩和、救急医療体制の充実、といった効果が得られるとしている。

各スマートICのサービス内容

 

路線名スマートIC名
(設置個所)
営業時間出入方向対象車種車長制限
東海北陸自動車道ひるがの高原スマートIC
(ひるがの高原SA)
24時間上下線両方向全車種制限なし
北陸自動車道流杉スマートIC
(流杉PA)
24時間上下線両方向全車種12m以内
安宅スマートIC
(安宅PA)
6時~22時福井方向の出入口全車種12m以内
南条スマートIC
(南条SA)
6時~22時福井方向の出入口軽自動車等
普通車
中型車
8.5m以内
東海環状自動車道鞍ヶ池スマートIC
(鞍ヶ池PA)
6時~22時上下線両方向軽自動車等
普通車
6m以内

(編集部:)
2009年 3月 31日