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スバル、次期「レガシィセダン」をNYショーで公開
新開発CVT「リニアトロニック」を採用

2009年4月8日公開




 スバル(富士重工業)は、4月8日から開催されるニューヨーク国際自動車ショーに、新型「レガシィセダン」(米国仕様)を出展する。

 水平対向エンジンとトランスミッションを縦置きにした、伝統のシンメトリカルAWDパワートレーンを持つセダン。1月のデトロイトショーでコンセプトカー「レガシィ・コンセプト」を展示したが、その量産型となる。

 新開発のCVT「リニアトロニック」を2.5リッター自然吸気エンジンモデルに搭載した。リニアトロニックは縦置きチェーン式のCVTで、プーリーの芯間を短くしながらも、最小径と最大径の差を大きく取ってギアレシオを稼いだ。一般的なCVTは車速とエンジン回転にズレを感じさせがちだが、リニアトロニックはこれを減らし、一体感を持たせる制御を行っていると言う。6速MTモードを備え、パドルシフトが標準装備される。

レガシィセダン デトロイトショーに出展されたレガシィ・コンセプト
新開発のチェーン式CVT「リニアトロニック」

 ラインナップは次のとおり。

モデル名 エンジン トランスミッション 最高出力 最大トルク
2.5i 自然吸気2.5リッターSOHC CVTまたは6速MT 170HP/5600rpm 170lb-ft/4000rpm
2.5GT 2.5リッターDOCHターボ 6速MT 265HP/5600rpm 258lb-ft/2000〜5200rpm
3.6R 自然吸気3.6リッターDOHC 5速AT 256HP/6000rpm 247lb-ft/4400rpm。

 2.5GTのターボエンジンは、ターボチャージャーの位置を排気ポートの直後となるエンジンクランク軸前方直下に変更し、レスポンスと排ガス浄化性能を向上させ、低重心化を図った。

 3.6Rのエンジンは、可変バルブタイミング機構を採用。レギュラーガソリン仕様とした。

 エンジンはボディーに直接はマウントされず、「クレードルフレーム」と呼ぶゆりかご状のサブフレームにマウントする。これによりエンジンの振動を抑え、ターボチャージャーの下部レイアウトを実現した。

 サスペンションは前はマクファーソンストラットを継承しつつ、後はマルチリンクからダブルウィッシュボーンに変更。タイヤサイズは2.5iが205/60 R16または215/50 R17、2.5GTが225/45 R18、3.6Rが225/50 R17。

 全車電動パーキングブレーキが標準装備となったほか、坂の途中で停止した場合に自動でブレーキをかけるヒルホールド機能を備える。さらに、全車横滑り防止機能「VDC」を装備する。

 ボディーサイズは次のとおりで、現行よりも全長35mm、全幅90mm、全高80mmの大型化となる。しかし前後オーバーハングを45mm短くし、ホイールベースを80mm延ばすことで、室内空間を広げた。さらにトランク容量も増え、ゴルフバックを4個搭載できる。

  新型レガシイセダン(米国仕様)
全長×全幅×全高 4735×1820×1505mm
ホイールベース 2750mm
トレッド(前/後) 1565/1570mm

 定員は5名。上級グレードには運転席に10ウェイ電動シート、助手席に4ウェイ電動シートを備える。リアシートは6:4のトランクスルー機構を持つ。

 外観は、キャビンを大きく取り、リヤデッキを短くしたフォルムに、足まわりを強調するホイールアーチを付けた。飛行機を前から見たモチーフを付けたグリルを継承する。

リアシートは6:4の分割可倒式トランクスルー機構を持つ

 

(編集部:田中真一郎
200941


 



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