フィアット、「アルファ ロメオ 8C スパイダー」を国内発売 世界限定500台 |
フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは「アルファ ロメオ 8C スパイダー」を発売した。価格は2650万円。納車は2010年4月頃からの予定。左ハンドル仕様のみ用意される。
2006年に発表されたアルファ ロメオのフラッグシップスポーツカー「8C コンペティツィオーネ」のオープンモデル。コンペティツィオーネ同様に世界限定500台の生産となり、日本には70台が割り当てられる。
トランスアクスルレイアウトを採用 |
エンジンの最高出力は331kW(450PS)/7000rpm、最大トルクは480Nm(48.9kgm)/4750rpmのV型8気筒 DOHC 32バルブ 4.7リッターで、後輪を駆動する。トランスミッションは、ATモード付きの6速シーケンシャルMT「Q-セレクト」をトランスアクスル式にレイアウトする。
タイヤサイズは前245/35 R20、後285/35 R20。カーボンセラミックのベンチレーテッドディスクブレーキは、フロント径が380mm、リアの径が360mm。組み合わされるブレンボ製アルミモノブロックブレーキキャリパーの色はブラックが標準で、オプションとしてアルミ調レッド、レッド、イエロー、アルミを選べる。
ボディーはフレームがスチール製だが、アウターパネルにはカーボンファイバーを採用。車体サイズは4381×1892×1366mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2645mm。ボディーカラーはアルファ レッドが標準だが、オプションでコンペティツィオーネ レッド、シェル ホワイト、マグネシウム グレー、ライト ブルーが選べる。
ルーフは2重構造を持つソフトトップ。電動油圧式で、開閉に要する時間は20秒。ソフトトップの色はブラックのほか、ブラウンとレッドがオプションで用意される。
インテリアにもカーボン素材をふんだんに使い、ダッシュボードやパネル、バケットシートのシェルなどに使用。シートはフラウ製レザーを使用し、レッド、チタン、テッラ、ディ シェーナ、ブラックの4色から選べる。
(編集部:田中真一郎)
2009年 4月 2日