三井物産、シボレーの新型クロスオーバーSUV「トラバース」を6月発売
3列シート8人乗りで、2WD車は500万円を切る価格に

トラバース

2009年6月発売
498万円、598万円


インテリア
 三井物産オートモーティブは、GM(ゼネラルモーターズ)のシボレーブランドのクロスオーバーSUV「トラバース」を6月に発売する。価格は、2WD(FF)車の「LS」が498万円、4WD車の「LT」が598万円。

 トラバースは、2008年に米国で発売された3列シート8人乗りのクロスオーバーSUV。V型6気筒 DOHC 24バルブの3.6リッター直噴エンジンを搭載し、最高出力は210kW(285PS)/6300rpm、最大トルクは361Nm(36.8kgm)/3600rpm。トランスミッションは6速ATを搭載する。

 ボディーは高剛性モノコックボディーを採用し、コーナーリング時に車両安定性を確保するトラクションコントロール付きのスタビリトラックを標準装備。クルーズコントロールやサイドカーテンエアバッグシステムなどのほか、LTには超音波式のパーキングアシスト機能「ウルトラソニックリヤパーキングアシスト」を装備する。

 エクステリアは、ルーフレールやリアスポイラー、クロームドアハンドルなどを装備し、LSは17インチ、LTは20インチのアルミホイールを装着。加えてLTでは、サイドモールディングの色をボディーカラー同色とし、電動リアテールゲート、サンルーフ、ヒーター&ターンランプ付きドアミラーを追加装備する。

 インテリアでは、2列目と3列目のシートを6:4分割可倒式のベンチシートとし、3列目への乗降を容易とする「スマートスライドシート」を採用。車両情報を表示する「ドライバーインフォメーションセンター」や、6スピーカーオーディオシステムなどを装備する。加えてLTでは、速度感応式電動パワーステアリングとレザーステアリングホイール、リアシートのオーディオコントローラー、8ウェイの電動パワーレザーシートを追加装備する。

 ボディーサイズは、5210×1990×1840mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは3020mm。重量は、LSが2141kg、LTが2234kg。左ハンドル車のみ用意する。


(編集部:)
2009年 4月 9日