アウディ、「R8」に5.2リッター V10モデルを追加 最高回転数はレースエンジン並の8700rpmで、0~100km/h加速は3.9秒 |
アウディ ジャパンは、スポーツカー「R8」の新グレード「R8 5.2 FSI クワトロ」の予約販売を4月21日より開始する。発売は7月下旬の予定で、価格は1994万円。
R8 5.2 FSI クワトロは、R8の最上位グレードにあたるモデル。5.2リッターのV型10気筒 DOHC FSI直噴エンジンを搭載し、最高出力は386kW(525PS)/8000rpm、最大トルクは530Nm/6500rpm。最高回転数はレーシングエンジンと同等の8700rpmで、最高速度は316km/h、0~100km/hまでの加速は3.9秒に達する。また、オイルパンの薄型化などによってより低位置にエンジンを配置しており、低重心化にも貢献していると言う。
また、エンジンの出力増大にあわせてフロントエアインテークを大型化しているほか、クローム処理のフロントシングルフレームグリル、専用デザインの19インチアルミホイールを追加。インテリアでも、ファインナッパレザーの本革スポーツシートや専用インストルメントクラスターを標準装備する。
ボディは、210kgのアルミニウムフレーム「アウディスペースフレーム(ASF)」を採用し、フルタイム4WDシステム、アルミニウム製4輪ダブルウィッシュボーンサスペンション、パドルシフトやローンチコントロール機能を備えた6速2ペダルMT「Rトロニック」を装備。ダンパーの減衰力をリアルタイムに変更する「アウディマグネティックライド」やセラミックブレーキをオプションで用意する。
R8 5.2 FSI クワトロのエクステリア | 5.2リッター V10 FSI直噴エンジン |
(編集部:)
2009年 4月 21日