NEXCO中日本、高速料金検索サイト「高速日和」がETC休日特別割引の乗継特例に対応
4月29日開始の乗継特例割引に対応した高速料金検索が可能に

NEXCO中日本の高速道路料金検索サイト「高速日和」。料金検索のほか、渋滞予測情報なども掲載

2009年4月28日対応



 NEXCO中日本(中日本高速道路)の高速道路料金検索サイト「高速日和」が、4月29日より始まるETC休日特別割引の乗継特例に対応した。

 地方部の高速道路料金がETC通行時に土日祝日上限1000円となるETC休日特別割引は、3月28日から実施されているが、大都市近郊間をまたがって利用した場合、前後の地方高速道路でそれぞれ上限1000円の料金がかかっていた。乗継特例は、この前後上限1000円の料金を合算して上限1000円とするもので、これまでより最大1000円安価となる施策。

 従来この高速料金を事前に計算するには、ゴーガが運営する高速道路料金検索サービス「高速.jp NEXT」を利用するしかなかったが、高速日和の対応により、公式に料金の事前把握が可能になったわけだ。

 この乗継特例対応により、例えば東北道仙台宮城IC(インターチェンジ)→首都高→東名静岡IC間というルートで3550円(東北道加須IC→浦和IC、東名東京IC→厚木ICは夜間料金で計算)であったのに対し、4月29日以降の料金である2550円が計算できる(大回りルートを取れば従来も1000円で走行することは可能)。

 なお、乗継特例の適用には、乗継前後の走行区間で休日上限1000円の適用条件を満たしていること、乗継前の道路の出口IC通過から2日以内に乗継後の道路の出口ICを通過すること、乗継特例対象となる料金所の期間を指定時間内に通過し乗り継ぐこと、の3つの条件を満たす必要がある。

高速日和で検索した東北道仙台宮城IC→東名静岡ICの高速料金。乗継特例対応後の2550円が求まっている。ETC休日特別割引、乗継特例の開始により、ルートや時間帯によって高速道路料金は大幅に異なるものとなるため、高速道路料金検索サイトを活用して事前のプランニングを行っておきたい

 

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 4月 28日