パイオニア、USB入力可能な「DEH-P1」などCDメインユニット2機種
WMA、MP3、AAC、WAVの圧縮音楽フォーマットの再生にも対応

本体と50W×6chのアンプ部の2ユニット構成を採る「DEH-P1」。USB入力端子を備える

DEH-P01:10万5000円(6月中旬発売)
DEH-P940:5万2500円(5月下旬発売)



 パイオニアは5月8日、カロッツェリアブランドのCDメインユニット「DEH-P01」「DEH-P940」の2機種を発表した。サイズはいずれも1DINサイズ。価格はCD/USB/チューナー・WMA/MP3/AAC/WAV対応・DSPメインユニットの「DEH-P01」が10万5000円(6月中旬発売)、CD/チューナー・WMA/MP3/AAC/WAV対応・DSPメインユニットの「DEH-P940」が5万2500円(5月下旬発売)。

 上位機種となるDEH-P01は、USB入力端子を搭載しiPodやUSBストレージデバイスとの接続ができるようになっている。iPodに関しては第5世代以降のiPod、iPod classic、iPod nano、iPod touchではiPod用USB変換ケーブル「CD-IU50」(3150円)で、第3世代、第4世代のiPodではiPodアダプター「CD-IBII」(1万500円)で接続可能。圧縮音楽フォーマットに関しては、WMA、MP3、AAC、WAVに対応し、音質改善機能である「アドバンスド・サウンドレトリバー」を搭載する。

 アンプ部に関しては、Power MOS FETの50W×6chの独立ユニットとし、回路も左右独立構成。音質面に関する機能として、車ごとに音場を自動調整する「オートタイムアライメント&オートイコライザー」、左右独立調整の「31バンドデジタルイコライザー」、HIGH/MID/LOW/SW独立処理の「高性能24bitアドバンストマルチビット方式D/Aコンバーター」、音楽CDのジッダー成分を低減する「サウンドマスタークロック回路」などが搭載されている。そのほか、メインユニット部のフロントパネルは取り外しができ、盗難防止のための配慮もなされている。

 DEH-P940は、USB入力端子は搭載しないものの、iPodとはCD-IBIIで接続できるほか、前面に装備したAUX入力端子でポータブルブレーヤーとの接続が可能。50W×4chアンプを搭載し、オートタイムアライメント&オートイコライザー、16バンドデジタルイコライザーなどの音質調整機能を搭載する。

 圧縮音楽フォーマットに関しては、CD内に記録されたWMA、MP3、AAC、WAVに対応し、フロントパネルはDEH-P01と同様取り外し可能なものとなっている。

 

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 5月 8日