パイオニア、カスタムフィットスピーカーなど5機種
トヨタ車純正楕円スピーカー用インナーバッフルも

リニューアルされたJシリーズのカスタムフィットスピーカー「TS-J1710A」。クロスオーバーネットワークは別体式

2009年5月下旬発売
2万1000円~



 パイオニアは5月8日、カロッツェリアブランドのカスタムフィットスピーカー4機種、パワードサブウーファー1機種、トヨタ車純正楕円スピーカー用インナーバッフル1機種を発表した。価格、発売日は以下のとおり。

製品名型番価格発売日
カスタムフィットスピーカー
17cmコアキシャル
2ウェイスピーカー
TS-J1710A

2万2050円

5月下旬

16cmコアキシャル
2ウェイスピーカー
TS-J1610A2万1000円5月下旬
10cmコアキシャル
2ウェイスピーカー
TS-J1010A2万1000円5月下旬
16cm×24cmコアキシャル
2ウェイスピーカー
TS-6910A2万6250円5月下旬
パワードサブウーファー
20cmパワード
サブウーファー
TS-WX210A2万6250円5月下旬
インナーバッフル
高音質インナーバッフル
ハイグレードパッケージ(トヨタ車用)
UD-K7182万6250円7月下旬

 カスタムフィットスピーカーは、純正スピーカーと交換取付が比較的容易なスピーカー。これまで上位からツイーター・ウーファーセパレート構成のVシリーズ、Cシリーズ、同軸(コアキシャル)タイプのJシリーズ、Eシリーズがラインアップされていた。今回発売された、新Jシリーズは、同軸タイプではあるものの上位シリーズのCシリーズと同様の「IMXファイバーコーン」を2層構造(Cシリーズは3層構造)で用い、ツイーターのダイアフラムはマグネシウムからCシリーズと同様のチタンへと素材を変更しており、これにより高音質化を図っている。

 そのほか、Vシリーズ、Cシリーズには導入されていた“Open&Smooth”コンセプトを採用。このコンセプトは中音域をツイーターにも担わせるもので、クロスオーバー周波数を低域化し、特性や音像定位、歪みなどを改善すると言う。

 TS-WX210Aは、20cm径の平面振動板を用いたパワードサブウーファー。アンプにはPower MOS FETの150Wアンプを搭載するほか、音量などの調整が可能なワイヤードリモコンが付属する。

 UD-K718は、トヨタ車用の楕円スピーカーに対応するインナーバッフル。17cm径スピーカー対応の高音質インナーバッフルが各メーカー車ごとにそろえられていたが、初の楕円タイプとなる。

 

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 5月 8日