ユピテルは5月22日、エンジンスターター「VE-E77R」を近日発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万4000円前後の見込み。

　VE-E77Rは、リモコンに液晶パネルを装備し、エンジンの始動状況などが確認できるエンジンスターター。本体に温度センサーを搭載しており、リモコンで車内の温度を確認することも可能で、LEDやブザー音でも動作状況が確認できる。リモコンは防滴仕様で、専用シリコンジャケットが付属する。リモコンの電波到達距離は最大3300mで、実用通信距離は約200～1200m。リモコンキーは、誤操作を防ぐため2つのボタンの組み合わせで操作する仕様となっている。

　12VのAT車に対応しており、エンジンの遠隔始動のほか、遠隔始動後に一定時間が経過するとエンジンを自動停止する「エンジン自動停止機能」、アイドリング時間を10分間延長できる「アイドリング延長機能」、30秒～3分のアフターアイドリングができる「ターボタイマー機能」、1億通りの個別IDコードを設定して誤動作を防ぐ「誤作動防止IDコード」、シフトレバーがパーキングまたはニュートラル以外のときはエンジンを始動させない「P・ポジション自動検出」といった機能を搭載。車載アンテナを本体に内蔵している。

　このほか、別売オプションの「A-17SF」（2100円）との併用でリモコンでのドア施錠/解錠が、「A-18SF」（6,090円）との併用でエンジン始動時のハザード点灯が、「A-35SF」（1万290円）との併用でリモコンでのドアミラー開閉ができる。また、「A-60」との併用でオートライトを消灯させることができるほか、イモビ対応アダプターを使用してイモビライザー搭載車への取り付けも可能だ。

　サイズと重量は、リモコンが33×13.5×58mm（幅×奥行き×高さ）で30.5g。本体が111×61×26mm（同）で105gとなる。