三洋、SSD搭載のインダッシュカーナビ「AV ゴリラ」 地図データや機能の拡大でHDDカーナビ並のナビ機能を実現 |
三洋電機は、SSDを搭載したカーナビ「AV ゴリラ」の新製品2機種を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格と発売日は、「NVA-GS1609FT」が16万5000円で6月20日発売、「NVA-GS1409DT」が13万5000円で6月25日発売となる。
今回発売するAV ゴリラは、いずれも、QVGA(480×240ピクセル)表示の7V型ワイド液晶モニターを搭載した2DINインダッシュタイプのカーナビ。
NVA-GS1609FTは16GBのSSDを搭載しており、このうち8GBを地図データの保存領域として確保しているため、全国1157エリアで最大5mスケールまで地図表示できる詳細市街地図や、建物の立体表示する「ゴリラシティマップ」などを搭載する。
加えて、約4000万件の電話番号検索、約3500万件の住所地番検索、約450万件のジャンル検索、約5440件の3Dリアル交差点画像、約2万9310件の方面看板表示画像を収録。ルート走行中に推奨ルートを外れた走行を学習する「ルート学習機能」や、スマートIC考慮探索、時間規制考慮探索、地図と検索情報の2分割画面表示、AV画面ナビ案内割り込み機能などの機能も搭載。本体に、PND「ゴリラ」で採用している処理エンジン「ゴリラエンジン」を内蔵し、表示や検索などの処理速度向上も図っている。
AV機能では、DVDドライブを搭載するほか、SSDの8GBを音楽データなどの領域に割り当てており、音楽CDからSSDに録音できる機能「ミュージックストッカー」を搭載。通常で最大12倍速、音楽再生と同時で最大8倍速でリッピングできる。また、SSDにはGracenoteのデーターベースも保存されており、録音した楽曲の情報登録も自動で行える。
このほか、27府県の盗難多発地点走行時に警告する機能や、GPS信号と車速情報から運転中の加速・減速・アイドリング時間などを計算し、画面表示と効果音による警告や評価をする「エコドライブ情報機能」も搭載する
本体には12セグ/ワンセグ自動切換の地上デジタル放送チューナーとB-CASカードリーダーを内蔵しており、地上デジタル放送の受信が可能。録画機能は搭載していない。43W×4chのアンプを内蔵し、SDカードに保存されたMP3/WMA/AACファイル、USBマスストレージに保存されたMP3/WMAファイルの再生に対応。付属ケーブルを使用してiPodの接続もできる。
NVA-GS1609FT | ミュージックストッカー | エコドライブ情報機能 |
NVA-GS1409DT |
また、AV機能ではミュージックストッカーが省略され、チューナーをワンセグチューナーに変更、デジタルTV接続端子を追加した。SDカードの対応ファイルがMP3/WMAのみとなる代わりに、SDカードに音楽CDの楽曲を録音できる「SDカード音楽録音機能」が追加された。SDカード音楽録音機能のリッピング速度は等倍となり、付属ソフト「BeatJam」を利用してパソコンで音楽情報を付加することができる。
(編集部:)
2009年 5月 25日