スウェーデンのVolvo Car Corporationは5月26日（現地時間）、レースゲームソフト「Volvo-The Game」の無料配布を開始した。同社Webサイトからダウンロードできる。

　同社がスウェーデンのゲーム開発会社SimBinと共同で開発したWindowsパソコン用ゲーム。ボルボ車でレースをすることができる。登場する車は2009年1月のデトロイトショーで発表したコンセプトカー「S60コンセプト」のほか、「C30」「S60」「S40」「850」「240 Turbo Group A」のいずれもレース仕様車。S60コンセプトを紹介するほか、ボルボ車のインテリアとエクステリアや、デザインの変遷をプロモーションするのが狙い。

　ドライブできるコースは、スウェーデンの「イエテボリ・エコドライブ・アリーナ」と、ウクライナの「Chayaka」。プレイヤーはABSなどのドライバーアシスタンスを利用できる「初心者」と、「セミプロ」「プロ」の3レベルを選ぶことができる。世界中のプレイヤーでレースのタイムをランキングする機能もある。ただし、言語は英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語のみとなっている。

　推奨動作環境は、OSがWindows XP/Vista、CPUは3GHzのPentium 4（または互換CPU）、メモリ2GB、HDDの空き1GB以上、DirectX 9.0に対応しVRAM 512MBを搭載したビデオカード、DirectX 9.0に対応したサウンドボード。

　キーボードとマウスでプレイできるが、DirectX 9.0に対応したフォースフィードバック・ステアリングホイールの使用が推奨されている。

ゲーム画面。視点移動なども可能	ボルボの歴代レース車両が選べる。画面は「空飛ぶレンガ」と呼ばれた240ターボ