メルセデス・ベンツ日本は6月2日、新型「Eクラス」の展示会を横浜のパンパシフィック横浜ベイホテル東急で開催した。6月3日まで開催される。

　Eクラスの展示会は、全国11カ所で開催されるが、6月2日はその初日となる。いずれもホテルなどの会場にEクラスを展示し、商談をする「ホテルショー」と呼ばれる形式で、高級輸入車の世界では伝統的なもの。販売店よりもラグジュアリーな空間で新型Eクラスの実車を確かめ商談ができるという、高級車ならではのイベントといえる。

　会場となったホテルの「クイーンズグランドボールルーム」にはE300、E350、E350アバンギャルド、E550アバンギャルドと、新型Eクラスの全モデルを展示。すべて左ハンドル仕様なのは、右ハンドルのデリバリーが8月になるため。

　こうしたホテルショーは基本的に会場周辺の販売店が顧客を招待するイベントで、ホテルの外からはこのイベントが行われていることもわからない。当日の会場周辺では横浜開港祭が行われ、多くの人出があったにも関わらず、会場は非常にゆったりした雰囲気が維持されていた。

　だからといって「一見さんお断り」のイベントというわけではない。同社Webサイトなどでも展示会を告知しており、販売店とのつながりがなくても、Eクラスに興味があるなら「ぜひお越しいください」というのがメルセデス・ベンツ日本のスタンスである。

　前述のように横浜では3日も開催されるが、その後の全国での開催予定は次のとおり。