箱根町観光協会、「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」を先行配布 早朝から多数のファンが行列、正午には配布終了 |
箱根町観光協会は6月11日より、人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン」とタイアップした観光マップ「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」を無料配布する。
また、配布開始に先立つ6月4日~6日の3日間、箱根湿生花園駐車場において、各日1000枚限定で先行配布する。
配布される枚数は先行配布分を含めて合計1万枚。11日からの配布場所は、6日に同観光協会のホームページで発表される予定だ。
同マップは、ヱヴァンゲリヲン作中で、主人公たちが生活する都市「第3新東京市」が、箱根町仙石原に位置する設定であったことから企画されたもの。同アニメの映画版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の公開を6月26日に控え、町おこしの一環として行われる。
折りたたんだ状態で配布される | 縮尺は、地図上の3cmが約1kmに相当するので約1/33333となる。掲載範囲は東が小田原厚木道路の箱根口IC、西が箱根スカイライン | 裏面には劇場版で描かれた箱根のシーンやモデルコースが掲載されている |
作中のさまざまなシーンで芦ノ湖・箱根湯本をはじめ、箱根町の景色が描かれているが、それらのシーンと現在の箱根町と対比させたものが今回配布されるマップだと言う。
先行配布初日の6月4日はあいにくの曇り空だったが、箱根湿生花園駐車場には午前10時からの配布にも関わらず、8時30分の段階で約100名の列ができ、9時には約200名に伸びていた。
同観光協会では、9時10分に整理券を配っており、配布開始を9時30分に前倒した。なお、整理券の配布は10時に終了したが、これまでにおよそ450枚を配り終えており、平日にも関わらずその後も順調に配布待ちの列が伸びていた。正午には限定1000枚すべてが配布された。11日からの配布が待てないという人は、なるべく早めに並んだ方がよさそうだ。
先頭に並んだ人は富士市から来たそうで、午前0時には周辺に着いており、仮眠をとったあと午前5~6時には並びはじめたという。
8時30分頃の配布会場の様子。すでに100名近い人の列ができている | 9時には200名に | 年齢や来場手段などのアンケートに答えた後、マップを受け取る |
設営された配布テントには、観光案内のパンフレットが並んでいた | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のポスターも | |
箱根湿生花園の入口 | 会場のところどころに配布場所を示す案内図が貼ってあった | 配布されたマップは、そのまま箱根湿生花園の割引チケットとなる |
(飯塚 直)
2009年 6月 4日