富士スピートウェイ、「SUPERタイヤ転がしGP日本一決定戦」を6月28日開催
F1タイヤを使った先着50チームの一般参加イベント。フォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝日に

F1タイヤを供給するブリヂストンの全面協力で行われる「SUPERタイヤ転がしGP日本一決定戦」。優勝チームにはブリヂストンの市販車用タイヤ1台分などがもらえる

2009年6月28日開催
イベント参加費無料
(別途フォミューラ・ニッポン第4戦観戦券要)



 富士スピートウェイは、F1タイヤを使った「SUPERタイヤ転がしGP日本一決定戦」を、フォーミュラ・ニッポン第4戦のサポートイベントとして決勝日の6月28日に開催する。開催場所はフォミューラ・ニッポン第4戦が行われる富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)。SUPERタイヤ転がしGPへの参加費は無料だが、別途フォミューラ・ニッポンの観戦券(前売2日間有効観戦券:5500円、当日決勝観戦券:6500円)が必要となる。

 SUPERタイヤ転がしGPは、ブリヂストンのF1用タイヤを使って、いかにうまくタイヤを転がせるかをリレー型式で競うイベント。1チームを6人で構成し、予選は富士スピードウェイのカートコースを使って、決勝は本コースのメインストレートを使って開催される。

 SUPERタイヤ転がしGPに使われるタイヤは、F1用のドライタイヤ、もしくはウェットタイヤのいずれかで、このタイヤはイベントのためにブリヂストンの小平工場で特別に生産された新品タイヤだと言う。また、このイベントにはF1でおなじみのブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長の浜島裕英氏も解説として参加するので、各チームのタイヤの使い方に対するコメントなどが期待できそうだ。

 詳しいレギュレーションも決められており、長袖、長ズボンが必須のほかヘルメットの装着も義務づけられている。ただ、ヘルメットに関しては、各種スポーツ用のヘルメット、工事現場用のヘルメットなども可能(但し、かぶり物は不可)なので、用具をそろえるのはそれほど難しくはないだろう。

 参加申込みは富士スピードウェイのWebページから可能で、締め切りは6月21日まで。先着50チームとなっているので、友人などとチームを組み挑戦してみてほしい。なお、賞金・賞品は以下のとおり。

優勝チーム:
ブリヂストン製市販車用タイヤ(1台分)、優勝賞金(5万円)、上位3チーム記念賞品(FSWタイヤクッション×6名分)
準優勝チーム:
準優勝賞金(3万円)、上位3チーム記念賞品(FSWタイヤクッション×6名分)
3位入賞チーム:
3位入賞賞金(1万円)、上位3チーム記念賞品(FSWタイヤクッション×6名分)
浜賞:
決勝参加チームから印象に残ったチームを浜島氏の判断でブリヂストン賞授与
参加賞:
SUPERタイヤ転がしGP特製チェカステッカー(全出場チームに授与)

 そのほか、フォミューラ・ニッポン第4戦のプロモーションイベントとして、6月7日の18時50分から19時30分まで、東京都港区六本木の「エフワン ピットストップ カフェ」において、2007年、2008年のフォミューラ・ニッポンシリーズチャンピオンの松田次生選手のトークショーが開催される。富士スピードウェイのイメージガール「クレインズ」も出演予定なので、ファンならずともチェックしておきたいところ。

SUPERタイヤ転がしGPルールブックに記載されている服装規定ブリヂストンの2009年F1用タイヤ。イベントのために特別に生産されたタイヤで行われる。ドライ用とウェット用が用意され、いずれかを選択可能。持ち帰りは不可となっているF1用タイヤも統括するブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長の浜島裕英氏が解説者として参加する(写真は2008年の「Honda Racing THANKS DAY」より)

 

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 6月 4日