パナソニック、ル・マンで乾電池「エボルタ」の24時間耐久走行を実施
走行距離の予想キャンペーンで新型「プリウス」をプレゼント

エボルタ公式Webサイトのチャレンジ紹介ページ

2009年6月12日発表


 パナソニックは6月12日、アルカリ乾電池「EVOLTA(エボルタ)」の24時間耐久走行実験をフランスの「ブガッティサーキット」で8月7日に実施すると発表した。あわせて、トヨタ自動車の新型「プリウス」をプレゼントするキャンペーンも8月5日まで実施する。

 パナソニックでは、エボルタの単3形乾電池を2本搭載したロボットで米国グランドキャニオンの断崖絶壁を頂上まで登り切る耐久テストを2008年5月に実施し、6時間46分をかけて登頂に成功している。今回の実験は、仏ル・マン市にある「ル・マン24時間レース」のコースの一部となっている全長4180mのブガッティサーキットで、エボルタを搭載したロボットによる24時間耐久走行を行う。

 走行するロボットは、グランドキャニオンの実験に引き続きロボットクリエイターの高橋智隆氏が製作を担当。サイズは約20×30×20cm(幅×長さ×高さ)で、ロボットの背中にエボルタの単3形乾電池2本を搭載する。また、赤外線センサーによる自走が可能で、前方を走行するカメラカーが発する赤外線を受光し、自動追尾して走行する。

 パナソニックでは、実験の詳細やロボットの製作過程、走行テストの模様、24時間耐久走行のレポートなどを、エボルタの公式Webサイトや公式ブログで順次公開する予定。実験を通じて、エボルタの長持ち性能をアピールするほか、「遠隔操作された車両型ロボットの最長走行距離」としてギネス世界記録の取得も目指している。なお、エボルタは「世界一長寿命の乾電池」としてギネス世界記録に認定されている。

 あわせて、実験での走行距離を予想するキャンペーンを6月12日~8月5日まで実施する。予想はエボルタの公式Webサイト、またははがきで受け付け、予想がもっとも近かった応募者1名に新型プリウスをプレゼントする。また、8月6日以降も電動アシスト自転車をプレゼントする第2弾キャンペーンを予定している。

エボルタ新型プリウス

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2009年 6月 12日