鈴鹿サーキットは、フォーミュラ・ニッポン第5戦を7月11日、12日に開催する。チケットの詳細は以下のとおり。

新しく生まれ変わった鈴鹿サーキット

　今シーズンよりマシンもエンジンもルールも新しくなったフォーミュラ・ニッポン。すでに第3戦までが行われ、第4戦は6月27日、28日に富士スピードウェイで開催。続く第5戦が新生鈴鹿サーキットで開催される。

　鈴鹿サーキットはテクニカルでハイスピードなコース。それ故、鈴鹿で速ければほかのサーキットでも速く走れると言われ、この夏の鈴鹿が今シーズンを大きく左右すると言う。

　また、エンジン、シャシー共に進化したマシンが生み出す記録にも注目される。第2戦は鈴鹿を舞台として開催されたが、あいにくの雨。第5戦が天候に恵まれれば、鈴鹿のコースレコードを更新する可能性は高い。さらにコンピューターのシミュレーションでは、第1コーナーでの横Gは、F1を超える4Gに達すると言う。

　また、同時開催で全日本F3選手権とフォーミュラチャレンジ・ジャパン（FCJ）も開催される。いずれも11日に第9戦、12日に第10戦の決勝を開催。F3では、開幕3連勝を飾った井口卓人選手の動向に注目。井口選手はSUPER GT300でもカローラアクシオで参戦している若きホープだ。FCJでは、SRS-F（鈴鹿サーキットレーシングスクール フォーミュラ）出身の野尻智紀選手と元嶋亮二選手に期待がかかる。ホームコースとも言える鈴鹿で、初優勝となるかもしれない。

子供連れを対象にしたキッズウォーク

3人乗りフォーミュラカーのFE-810のコクピットを体験

　レース当日にはさまざまなイベントも開催される。予選、決勝の両日に開催されるピットウォークでは、ピットエリアが開放され、マシンやドライバー、そしてキャンギャルに近づくチャンス。さらに予選日の予選終了後には、中学生以下の子供と保護者を対象に、キッズピットウォークも無料で開催される。また、子供向けイベントとして、両日GPスクエアにて、コチラレーシングファンクラブ会員向けイベントも開催される。当日は特別入会受付も設けられ、会員は3シーターフォーミュラカーのFE-810搭乗体験やグリッドキッズ体験などができる。

　オンラインショップのMOBILITY STATIONで発売される「チームサポーターズシート」も注目。申込時に応援するチームを選ぶと、大型ビジョンが見やすいV2・V1エリアに設置されるサポーターズシートで、同じチームを応援する来場者と一緒にレース観戦ができる。さらに特典として、応援チームが上位3位までに入った場合、ポディウム下の専用エリアで表彰を祝福。さらに優勝した場合は、事前申し込みで選ばれた1名が、プレゼンターとして参加することができる。また、応援しているチームによっては、チームグッズがプレゼントされたり、応援エリアへスペシャルゲストが登場したりすることもある。

　このほかにも、家族連れにお得な「ファミ得チケット」、ピットビル2階のホスピタリティラウンジで観戦でき、駐車券、ピットウォーク、パドック入場、V2・V1エリア入場、ホスピタリティテラス入場などがセットになった「ホスピタリティラウンジ」や「ファミリーラウンジ」などさまざまなチケットも用意される。