由比ヶ浜の海の家「FIAT CAFFE」に行ってみた
フィアット500Cを先行展示

2009年6月28日~8月31日



 フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、神奈川県鎌倉市由比ヶ浜の海岸に、期間限定のビーチハウス「FIAT CAFFE@Yuigahama Beach」を開設した。住所は神奈川県鎌倉市由比ガ浜4丁目7番地先、電話番号は0467-23-9885。同社は6月29日、報道関係者向けにFIAT CAFFE@Yuigahama Beachを公開した。

 FIAT CAFFE@Yuigahama Beachは、東京 青山の「FIAT CAFFE」と同様に、フィアットブランドとイタリア文化の魅力を伝えることを目的とした“海の家”。湘南の海岸を走る国道134号線の、滑川交差点から江ノ島方向に約100m、江ノ電(江ノ島電鉄)由比ヶ浜駅から徒歩約5分の砂浜に位置する。

 海の家なのでシャワーやロッカー、ビーチパラソルなどを貸し出し、食事もできるが、FIAT CAFFEらしくメニューはイタリアンで、スパファインダージャパンによるスパサービスも提供される。青山のFIAT CAFFE同様にフィアット・グッズが販売されるが、マグ、ランチボックスなど、ビーチで使える品揃えになっている。

国道側から見たFIAT CAFFE@Yuigahama Beach海側から。フィアット500Cが目立つ白基調の建物は、海の家の中では異彩を放つ
店内も白基調。フィアット500Cを囲むように座席が設けられる。天井などの布地は、フィアット500のフォルムを表す
ビーチ向けのフィアットグッズが用意されるスパサービス用のスペース。日焼け予防や日焼け肌のケア、全身トリートメントなどもパラソルとビーチベッドのセットは4000円で貸し出される
きちんとした厨房が作られ、ピッツァ・フリット(揚げピッツァ)をはじめ各種イタリアン・フードとドリンクが用意される
三日月状の食べ物がピッツァ・フリット。三浦半島産の野菜、地元産の魚介が使われる

 さらに建物とインテリアも青山同様に白と赤を基調としたもので、海岸に並ぶ海の家の中で異彩を放っているが、この海の家のアイコンたる存在が、店内中央に展示された「フィアット500C」だ。

 フィアット500のオープンモデルであるフィアット500Cは、日本では9月26日に発売される予定で、7月4日から予約を受け付ける。国内で発売に先がけて500Cの実車を見ることができるのは、今のところこのFIAT CAFFE@Yuigahama Beachだけ。サイドピラーを残したオープンルーフをじっくり確認されたい。気に入れば、FIAT CAFFE@Yuigahama Beachで500Cを予約することだってできる。

フィアット500C。キャンバストップのルーフが開く以外はベースの500と同じ
クロームのドアミラー、ボディー同色サイドモールは50台限定の「SS」のもの
ルーフはサイドピラーを残して開く
リアウインドーはガラス。その上のハイマウントストップランプは、キャンバストップをたたんだ状態でも機能する
キャンバストップは天井のスイッチで電動開閉する。開く位置は3段階。キャンバスには内張がある
キャンバストップが小さく、ボディー内には格納されないので、この種の車としては実用的な容量のトランクルームを備える。5:5のトランクスルーも可能
トランスミッションは5速セミAT「デュアロジック」。エンジンは1.4リッター

(編集部:田中真一郎)
2009年 6月 29日