ランボルギーニ、「ガヤルド LP 550-2 バレンティーノ・バルボーニ」を発表
現行ラインアップ唯一の後輪駆動車。250台限定

ガヤルド LP 550-2 バレンティーノ・バルボーニ

2009年6月30日(現地時間)発表


バレンティーノ・バルボーニ氏
 Automobili Lamborghini(ランボルギーニ)は6月30日(現地時間)、「ガヤルド LP 550-2 バレンティーノ・バルボーニ」を発表した。250台限定で、価格は欧州で16万2000ユーロ、英国で13万7900ポンド、米国で21万9800ドル(いずれも日本円で約2200万円)、日本での価格や発売日は未定だ。

 ガヤルド LP 550-2 バレンティーノ・バルボーニは、ランボルギーニのスポーツカーの開発に貢献したバレンティーノ・バルボーニ氏の名を冠したガヤルドの最新モデル。ランボルギーニの現行車としては唯一の後輪駆動車となるモデルで、後輪駆動化のみではなく、エアロダイナミクスやトランスミッション、ESP、スプリング、ダンパー、スタビライザー、タイヤなどが再調整されており、45%のリアLSDも再開発されている。

 搭載される5.2リッターのV型10気筒エンジンも改良されており、最高出力は405kW(550PS)/8000rpm、最大トルクは540Nm/6500rpm、車両重量は1380kgで、0~100km/hの加速は3.9秒、最高速度は320km/hを実現した。

 エクステリアでは、1970年代のスポーツカーをモチーフとしたホワイト&ゴールドのストライプを、フロントパネルからルーフ、エンジンカバーを経てリアスポイラーにまで描き、ボディーカラーは「ビアンコ・モノセルス(ホワイト)」「ベルデ・イタカ(ライトグリーン)」「アランチィオ・ボレアリス(オレンジ)」「ネロ・ノクティス(ブラック)」など全8色を設定。また、アルミホイールはダークグレーに、ブレーキキャリパーはボディーカラーに応じてブラック、オレンジまたはイエローに塗装される。

 インテリアでは、ブラックのレザーシートを装備し、運転席と助手席のシートにはホワイトのストライプが付加される。また、センターコンソール全面にホワイトレザーを使用し、左側ウインドー下にバルボーニ氏のサインと製造番号が刻印されたバッジが追加される。このほか、透明エンジンフード、リアビューカメラ、ナビゲーションシステム、フロントアクスルのリフティング・システムを標準装備している。

エクステリアインテリア


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2009年 7月 2日