グッドウッド、フランク・ウィリアムズのF1生活40周年を祝う

英国ウェスト・サセックス州グッドウッド
2009年7月3日~7月5日(現地時間)



 7月3日(現地時間)に開幕したモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、「サー・フランク・ウィリアムズ・トリビュート」が行われた。

 F1のウィリアムズ・チームの創設者であり、今なお同チームを率いて戦い続けているフランク・ウィリアムズ氏の功績をたたえるもの。「40 Years of Frank Williams in F1」と題して同氏が手がけたF1マシン13台が会場に持ち込まれ、うち9台はヒル・クライムに出走。また、ゆかりのドライバーらとともに、記念の式典を行った。

トリビュートの会場にやってきたフランク・ウィリアムズ氏ゆかりのマシン13台も勢揃いジェンソン・バトン選手もやってきた
左からデビッド・クルサード氏、ジャッキー・スチュワート氏、ウィリアムズ氏をはさんでアラン・ジョーンズ氏。ジョーンズ氏はウィリアムズ・チーム初のワールド・チャンピオンとなった俳優のピーター・フォンダ氏やルイス・ハミルトン選手も表敬訪問
FW29でヒル・クライムをドライブした中嶋一貴選手行く先々でサインを求められるバトン選手記念撮影
パトリック・ヘッド氏とトリビュートに詰めかけた観客の祝福に応える

 式典ではウィリアムズ・チームの現ドライバーである中嶋一貴、ニコ・ロズベルグの両選手のほか、デーモン・ヒル、マーク・ウェバー、ジェンソン・バトンらウィリアムズ・チームに所属したことがある選手、そして40年をともに戦ってきたエンジニアリング・ディレクターのパトリック・ヘッド氏が出席。40周年を観客とともに祝った。

 持ち込まれたマシンは次のとおり(ウィリアムズ・ルノーFW15Cも持ち込まれていたが未撮影)。

デ・トマソ・コスワース ティーポ505マーチ・コスワース761。この車のみタイム計測に参加した。他の出走車はすべてタイム計測しのデモ走行ウィリアムズ・コスワースFW06
ウィリアムズ・コスワースFW07Bウィリアムズ・コスワースFW08と、パパ(ケケ・ロズベルグ)の車でドライブするニコ・ロズベルグ選手ウィリアムズ・ホンダFW11B
ウィリアムズ・ルノーFW14Bウィリアムズ・ルノーFW16B。ドライバーはデーモン・ヒル選手ウィリアムズ・ルノーFW18
ウィリアムズ・ルノーFW18ウィリアムズ・BMW FW25ウィリアムズ・トヨタ FW29

【追記】小倉茂徳氏のご指摘を受け、人名を追加しました。 (2009/7/12)

(編集部:田中真一郎)
2009年 7月 7日