メルセデス・ベンツ、新型「E63 AMG」の予約受付を開始 |
メルセデス・ベンツ日本は7月8日、5月に発売した新型EクラスセダンをメルセデスAMGで改良した「E63 AMG」の予約受付を開始した。価格は1495万円で、納車開始時期は9月を予定する。
E63 AMGは、386kW(525PS)を誇るV型8気筒 DOHC 6.3リッターエンジンを搭載。先代モデルよりも8kW(11PS)出力を高めながらも、エンジン内部の摩擦低減、湿式多板クラッチを採用した「AMGスピードシフトMCT」(電子制御式7速AT)との組み合わせなどにより、10%以上の燃費改善に成功したと言う。
シャシーでは専用設計のフロントアクスル、電子制御AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションとリアエアサスペンション、AMGスポーツステアリングなどを採用したことで、快適性とスポーツ性の両立を図ったとしている。
エクステリアでは専用のフロントスポイラーやフロントワイドフェンダーを装着。インテリアではAMGスポーツシート(本革)や、独自機能を付加したというAMGメーターパネル&インストルメンタルクラスター、ドライビングモードの切替スイッチやサスペンションの減衰力特性をセッティングするスイッチなどをセンターコンソールに集中配置させたAMGドライブユニットシステムを採用する。
外観はAMGならではの個性を強調する | V型8気筒 DOHC 6.3リッターエンジンを搭載。最高出力は386kW(525PS) | スポーツ性と上質感を高めたという内装 |
(編集部:小林 隆)
2009年 7月 8日