BMW、世界に2台だけの「MINI」を新潟の国際芸術祭に出展

「昼の空」をテーマにしたペッパー・ホワイトカラーの「MINI Cooper S Convertible」(左)と「夜の空」をテーマにしたホライゾン・ブルーカラーの「MINI Cooper Convertible」

2009年7月25日~9月13日開催
(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2009)



 ビー・エム・ダブリューは、7月25日から9月13日まで開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2009」に、このイベント用にペイントした2台のコンパクトカー「MINI」を出展すると発表した。

 大地の芸術祭は、越後妻有地域(新潟県十日町および津南町)の里山で、1999年から3年に1度開かれる国際芸術祭。40の国と地域から約350組のアーティストが集合し、およそ370点の作品が展示される。

 同イベントは「過疎化している地域の再生」「地球環境問題に対する視座を見つめなおす」という理念の元で行われるもので、BMWはその考えに同調。そこで今回、ホライゾン・ブルーカラーの「MINI Cooper Convertible」とペッパー・ホワイトカラーの「MINI Cooper S Convertible」の出展が決定した。

 デザインは、クリエイターである田辺明寛氏によるもので、前者は越後妻有の「夜の空」、後者は越後妻有の「昼の空」をテーマにしたと言う。同氏は「MINI Convertibleの掲げる『Always Open』というキャッチフレーズをベースに、車に乗った人もその様子を見た人も楽しくなるような、大地の芸術祭と一緒になって走れる車をデザインした」とコメントしている。

 なお、同イベントの作品鑑賞パスポートは大人3500円(前売り券3000円)、大学生およびシルバー層2500円(前売り券2000円)、小中高生が800円(前売り券500円)。詳しくは大地の芸術祭の公式サイトを参照されたい。

車に乗った人も、その様子を見た人も楽しくなるような、大地の芸術祭と一緒になって走れる車をデザインしたと言う

(編集部:小林 隆)
2009年 7月 22日