トヨタ自動車は、コンパクトカー「ヴィッツ」の一部改良を行い、8月19日より発売した。価格は107万6000円～147万円。

　今回の一部改良では、1.0リッターモデル（インテリジェントパッケージ除く）と、1.3リッターモデル（4WD除く）に搭載しているエンジン、トランスミッション、オルタネーターなどの制御の見直しにより、10・15モード燃費を1.0リッターエンジン搭載車で従来比＋0.5km/Lの22.5km/L、1.3リッターエンジン搭載車で従来比＋0.4km/Lの20.0km/Lに向上させた。

　いずれも「平成17年度基準排出ガス75％低減レベル」を達成しており、自動車取得税および自動車重量税のエコカー減税率は従来の50％から75％になった。また、今回の改良は福祉車両のウェルキャブでも同様に行われている。

　同時に、「F」をベースにした特別仕様車“Limited II”を新たに追加した。専用シート表皮、オートレベリング機能付きディスチャージヘッドランプ、盗難防止システム（エンジンイモビライザーシステム）付きスマートエントリー＆スタートシステムを装備するほか、インサイドドアハンドルやサイドレジスター、パーキングブレーキボタンにメッキ加飾を施している。ボディーカラーは特別色のローズメタリックオパール、ダークレッドマイカを含む全9色を設定する。