国交省、「東京港臨海大橋(仮称)」工事を一般公開
9月9日、20日に若洲海浜公園、15日に木更津港で

2009年9月 9日:架設(中央防波堤側)
2009年9月15日:浜出し(富津ヤード)
2009年9月20日:架設(若洲側)
見学無料



 国土交通省 関東地方整備局は「東京港臨海大橋(仮称)」工事を一般に公開する。東京港臨海大橋は、東京都江東区若洲と同じく江東区にある中央防波堤を結ぶ往復4車線の橋で、完成時の全長は2933m。海上をまたぐ長さは1618mと、神奈川県横浜市にある横浜ベイブリッジの海上区間960mと比べ約2倍となる。

 この橋が完成することで、東京都大田区の城南島と若洲間の交通が改善され、湾岸道路で起きている混雑の解消につながるとしている。また、東京都ではその経済効果を年間300億円程度と試算している。

 今回公開されるのは、橋梁の一部(長さ232m、重さ6000t)を海上に架設する作業の3工程で、公開日時は以下のとおり。

1.架設(中央防波堤側):9月 9日12時30分~15時
2.浜出し(富津ヤード):9月15日13時~15時
3.架設(若洲側):9月20日12時30分~15時

 見学会場は、1と3が若洲海浜公園内(東京都江東区若洲36)、2が木更津港富津地区1号荷さばき地内(千葉県富津市新富84)に設けられる。いずれも事前申し込み不要の無料公開となっており、車で行くことも可能だ。ただし、若洲海浜公園においては、駐車場が込んでいる場合もあり、公共交通機関の利用が推奨されている。

(編集部:谷川 潔)
2009年 8月 20日