コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは8月26日、4シーターオープン「グランカブリオ」が、9月15日に開催するフランクフルトモーターショーで公開されると発表した。日本での発表は、2010年の春頃を予定している。

　1950年に「A6G フルア・スパイダー」を発売して以降、マセラティはオープンモデルを生産してきたが、4シーターオープンを手がけるのは初だと言う。

　グランカブリオは、ピニンファリーナによるエクステリアデザインと、卓越した走行性能が特徴としている。V型8気筒 4.7リッターエンジンを搭載し、最高出力は323kWを発揮。幌にキャンパス素材のソフトトップを採用しているほかは、詳細は明らかにされていない。

　同社では4ドアセダン「クアトロポルテ」、2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」に続くグランカブリオの誕生により、フルラインアップが完成するとしている。

欧州への市場投入は2009年末を予定。日本では2010年春が目処とされている