マツダ、「CX-7」をマイナーチェンジ
内外装の変更、機能や装備の充実に加え、走りも進化

CX-7 Cruising package

2009年9月8日発売
295万円~358万円



 マツダは9月8日、クロスオーバーSUV「CX-7」をマイナーチェンジし発売した。内外装の変更や装備の充実に加え、エンジン本体の改良やボディー剛性の向上など、全面にわたり改良が加えられている。グレードはベースグレードの「CX-7」と装備を充実した「CX-7 Cruising package(クルージングパッケージ)」の2種類。それぞれ2WD(FF)と4WDを用意し価格は以下のとおり。

機種駆動エンジン変速機価格
CX-72WD(FF)直列4気筒DOHC 16バルブ
2.3L 直噴ターボ
6速AT295万円
4WD321万円
CX-7 Cruising package2WD(FF)332万円
4WD358万円
CX-7 Cruising packageCX-7

 CX-7は、2006年12月に国内発売されたクロスオーバーSUV。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアでは「洗錬」をテーマに、フロントの5角形ロアグリルとフォグランプベゼルの拡大、各開口部のメタル調パーツでの縁取りなどによりフロントフェイスを変更。さらにリアバンパーの形状変更、18インチアルミホイールのデザイン変更などを行っている。ボディーカラーは、「ラディアントエボニーマイカ」「ギャラクシーグレーマイカ」「クリスタルホワイトパールマイカ「ブリリアントブラック」の全4色を用意する。

 インテリアでは、センターパネルを黒色パネルとメタル調の装飾パネルを組み合わせたデザインに変更し、ステアリングにもメタル調パーツを配置。メーターのデザインも一新し、センターフロアコンソール(蓋部分)とドアトリムのアームレストに新素材を採用。シート素材も変更し、Cruising packageには黒色本革を採用している。

インパネインテリア
CX-7シートCX-7 Cruising packageシート

 走行性能面では、全車に搭載されるMZR 2.3L DISI(直噴)ターボエンジンで、燃焼室形状や燃料噴射タイミングを見直し、燃焼効率を向上。また、ターボの過給圧特性の最適化によりスムーズな加速フィールを実現している。変速機は、シフトパターンの最適化、スリップロックアップ制御の領域拡大などにより、2%の燃費向上を実現。触媒には、貴金属の使用を70%以上削減しつつ優れた浄化性能を発揮するシングルナノ触媒を採用し、希少資源の使用を抑制している。

 ボディーにおいては、ドア開口部付近やリアホイールハウスまわり等を補強することでねじり剛性を5%向上。サスペンションのチューニング、足回りやエンジンルームまわりなどへの吸音材の追加と相まって、操縦安定性や乗り心地、静粛性を改善している。

「マルチインフォメーションディスプレイ」

 装備面では、エコドライブに役立つ平均・瞬間燃費、平均車速、走行可能距離やオイル交換時期などを表示する「マルチインフォメーションディスプレイ(MID)」を全車に標準装備し、効率のよい運転と判断した場合に点灯する「エコランプ」をメーター内に新設している。また、オートライトシステム、レインセンサーワイパー、アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム、ステアリングテレスコピック機能を全車に標準装備。センターフロアコンソール内のトレイや、後席乗員用ペットボトルホルダーを新設し利便性を向上している。Cruising packageでは、その他にも運転席パワーシートの3つのメモリー機能と助手席パワーシートを新たに装備している。一方でこれまで標準設定だったカーナビはディーラーオプションに変更し、標準装備のサイド・バックモニターは、MIDへ統合している。

 安全装備としては、50km/h以上で走行中の緊急ブレーキ時に、ハザードランプを高速点滅させ後続ドライバーに注意を喚起する「エマージェンシーシグナルシステム(ESS)」や、SRSカーテン&フロントサイドエアバッグを全車に標準装備。また、車速60km/h以上で走行中に隣車線の後方から接近する車両を検知すると、ドアミラーの鏡面に内蔵したインジケーターが点灯して警告する「リアビークルモニタリングシステム(RVM)」をCruising packageに標準装備している。

(瀬戸 学)
2009年 9月 8日