ポルシェ、GT3とGT3 RS向けモータースポーツアクセサリー
モータースポーツ部門のエンジニア達がヴァイザッハで開発

カーボン製リップスポイラーとラムエアスクープ

2009年10月7日取り扱い開始



 ポルシェ ジャパンは10月7日、タイプ997のポルシェ911 GT3およびGT3 RSに装着できる、モータースポーツ用アクセサリーの取り扱いを、全国の正規販売店で同日より開始すると発表した。価格やデリバリー時期などは未定。

 これらアクセサリーは、ポルシェ モータースポーツ部門のエンジニア達がヴァイザッハで開発したもので、サーキットでのテストも実施済みだと言う。チタニウムやカーボンなど、レーシングカーにも採用されている軽量素材を使用することで、スポーティなルックスだけではなく、より高水準のドライビングダイナミクスを実現するとしている。

 ダブルエグゾーストテールパイプは、チタニウムの採用により重量を軽減し、また排気温度が高くなると、テールパイプのカラーがホワイトメタリックからブルーに変化する。

 リアのリップスポイラー(ガーニーフラップ)とエンジンフードに設けられたラムエアスクープは、エクステリアをより印象的なデザインに仕上げるとともに、素材にカーボンを使用することで、さらなる軽量化を実現している。

カーボン製のミラー

 このほか、バンパーの上方に設けられたフロントエアアウトレットやサイドミラーのシェルをカーボン仕上げにすることもできるとしている。高強度のカーボンを使うことで、エアアウトレットの開口部に設けられた補強用のバーを3本から1本に減らすことができ、開口面積をより拡大している。

(瀬戸 学)
2009年 10月 7日