レスサス、カスタマイズプログラム「L-Select」説明会
“version U・I package”とロングボディー車で設定可能

「L-Select」では、シートや内装、ステアリングなどのカラーや材質を変更し、自分だけの1台を作り上げることができる

2009年10月16日開催



 レクサス(トヨタ自動車)は10月16日、レクサスのフラグシップセダン「LS」をマイナーチェンジするとともに、新たに導入される内装カスタマイズプログラム「L-Select」の説明会を開催した。

 L-Selectを選択可能な車種は、LS460 “version U・I package”、LS460L全車、LS600h “version U・I package”、LS600hL全車となる。

L-Selectを担当するトヨタ自動車株式会社 デザイン本部デザイン開発部カラーデザイン室の宍戸恵子氏。ユーザー一人ひとりの要望に応えるため、3万通りの組み合わせが用意された

 このL-Selectは、レクサスのコンセプトである“L-finesse”に基づいて開発されたもので、「一人ひとりのお客様の気持ちをくみ取ることで、深く精神的な満足を感じていただくために開発した」と言う。カスタマイズ可能な項目は、シートだけでも、素材2種類、シートパターン2種類、シートカラー9種類の組み合わせが可能で、ドアトリムやステッチ、ルーフ、本木目パネルの素材やカラーを変更でき、総計で3万通り以上の組み合わせを実現した。


 また、実際にその組み合わせを購入前に確認できるスペースをレクサスギャラリー高輪(東京都港区高輪3-23-10[レクサス高輪2F])に設置。LSを購入予定のユーザーは、最寄りのレクサスディーラーの営業マンと一緒に訪れ、実車を使って組み合わせの検討を行える。

L-Selectを購入前に見られるレクサスギャラリー高輪は、レクサス高輪の2階にあるレクサスギャラリー高輪のL-Selectコーナー。シートやステアリング、ドアトリム、天井のカラー&素材のバリエーションが一目で分かる
組み合わせ例1
組み合わせ例2。ドアトリムをアクセントタイプに。シートのセンターカラーやステッチカラーとコーディネイト
組み合わせ例3。アンバーカラーを中心にまとめた例
組み合わせ例4。ローズカラーで、落ち着いた雰囲気に

 取り付けの模様も実演が行われた。各部品が交換可能なように特別に作られたLS460を用意。ステアリングやセンターコンソール、シート、ドアトリムなどを交換していく。交換にはある程度の時間がかかるため、実際に訪れた際は、交換の模様を見守るのもよいし、その間レクサスギャラリー高輪に展示されているレクサス車を見て回るのもよいだろう。

センターコンソール部分を取り外し、新たな組み合わせに変更していく
ドアトリムの木目パネルやシートも手際よく交換されていった
アンバーカラーに変更されたLS460の室内
L-Selectコーナーに並ぶシートの数々ステッチカラーも選択が可能ドアトリムの木目パネルの例。カラーは、アッシュバール(シルバー)。木目パネルに入るパターンは、レーザーカットにより作り出され上からトラッド、オーガニック、テックの3種類
バーズアイメイプル(グレー)の例アッシュバール(マットフィニッシュブラウン)の例。このアッシュバールの仕上げは、マットウォールナット(ミディアムブラウン)の例

(編集部:谷川 潔)
2009年 10月 16日