シグマA・P・O、Bluetooth内蔵FMトランスミッター「SBT06シリーズ」
Bluetooth接続で受信した音楽を飛ばせるFMトランスミッター

Bluetooth内蔵FMトランスミッター「SBT06シリーズ」

2009年11月下旬発売予定
オープンプライス



 シグマA・P・O システム販売は、Bluetoothプロダクト専門ブランド「Bluetribe(ブルートライブ)」より、Bluetooth内蔵FMトランスミッター「SBT06シリーズ」を11月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7980円前後。

 SBT06シリーズは、Bluetooth受信機能を搭載した、高音質LSI採用のFMトランスミッター。車のシガーソケットに接続し、Bluetooth送信機能を持つ携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーとペアリングすることで、Bluetoothで受信したステレオ音声を、車載のFMラジオへ送信できる。また、本体にマイクを内蔵しており、同時にハンズフリー通話環境を構築することも可能としている。

 SCMS-T技術に対応しており、ワンセグとBluetooth機能を搭載した携帯電話とペアリングすることで、「ワンセグ放送」や「着うた」など著作権保護されたデータもワイヤレスで楽しむことができる。ファームウェアはBluetooth ver.2.1で、プロファイルは、ACRCP(Audio Video Remote Control Profile)にも対応、本体に設けられたスイッチで、再生、一時停止、曲戻し、曲送り操作を可能としている。このほかに、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、HFP (Hands-Free Profile)、HSP(Headset Profile)に対応し、登録可能台数は8台。

ブロンズカラーのSBT06BR(上段)とガンメタリックのSBT06GM。本体部分に受話や通話終了ボタンのほか、再生や曲送りのボタンも備え、ペアリングした携帯電話などを操作できる

 本体には、3.5mmライン入力と出力を装備するため、Bluetoothを使わずに通常のトランスミッターとしても使用できるほか、AUX入力のあるカーステレオと接続して、Bluetoothで受信した曲を楽しむこともできる。USBポート(DC5V/600mA)も備え、iPhoneやiPodなどへ、USBポート経由で充電することもできる。

本体側面には3.5mmミニジャックのラインイン/アウト端子を設けるUSBポートも装備。iPhoneなどを充電可能

 FMトランスミッターには、LSIにQUINTIC QN8007を採用。送信周波数は76.0~90.0MHz。通信距離は約4m。

 本体カラーはブロンズ(SBT06BR)とガンメタリック(SBT06GM)を用意。シガーソケット部には直径9mm、長さ120mmの頑丈なフレキシブルアームを採用している。

 本体サイズは83.6×45.9×31.8mm(高さ×幅×奥行)で重さは約40g。シガーソケット部は92.0×29.8×41.5mm(同)でフレキシブルアーム長が120mm、重量はフレキシブルアーム込みで約75g。

本体とフレキシブルアームは簡単に着脱可能赤色VFDでチューニング周波数を表示するほか、スイッチ部も光り夜間でも容易な操作が可能

(瀬戸 学)
2009年 11月 13日