デンソー、車載用「プラズマクラスターイオン発生機」 シャープと共同開発 |
車内で使用するイメージ |
デンソーは、シャープの空中除菌技術「プラズマクラスター技術」を搭載した「車載用プラズマクラスターイオン発生機」を、12月15日より全国のディーラー、カー用品店などで発売する。価格は1万3000円。
車載用プラズマクラスターイオン発生機は、シガーソケットのDC12Vで作動し、ドリンクホルダーに収まるコンパクトなもの。「高濃度プラズマクラスター25000(イオン濃度2万5000個/cm3)」を搭載し、車内に浮遊するウイルスの作用を抑えるとともに、浮遊カビ菌やダニのふん・死がいといったアレル物質、付着したニオイを分解・除去する。
同製品は、高濃度プラズマクラスターイオンを安定して放出するために、総運転時間が1万7500時間(24時間連続稼働した場合、約2年)を超えると本体に内蔵されるランプが点滅。1万9000時間(約2年2カ月)を経過すると運転が自動的に停止する仕組みになっており、停止後はプラズマクラスターイオン発生ユニットを交換することで、再び使用することができる。
本体カラーは白、黒、ピンクの3色を用意し、別売りのACアダプター(1995円)を用いることで、家庭での使用も可能としている。風量は「強」(運転音36dB)、「弱」(運転音28dB)から選択できる。サイズはφ80/φ65×150mm(上部直径/下部直径×高さ)、重量は約340g。8時間を経過すると、自動的に電源が切れるタイマー機能もつく。
なお、同製品はシャープからも発売する。価格はオープンプライスで、詳細については関連記事を参照されたい。
(編集部:小林 隆)
2009年 11月 24日