MINIの50周年記念モデル、旅行鞄に想いを詰めて街中を周遊 “目撃型路上走行”イベントが開始 |
ビー・エム・ダブリューは11月28日、MINIの50周年記念モデル「MINI 50 Mayfair(ミニ・フィフティ・メイフェア)」と「MINI 50 Camden(ミニ・フィフティ・カムデン)」が、巨大旅行鞄を積んで街中を走るというユニークなイベントを東京で開催した。
11月4日に発売されたばかりのMINI 50 MayfairとMINI 50 Camdenを、街中の通行人にアピールする“目撃型路上走行”イベント。この日は渋谷、表参道、外苑前、六本木エリアを周遊し、各地で両モデルの魅力を振りまくとともに、MINIガールからフライヤー(投票用紙)が配布され、どちらのモデルが好みかを投票してもらうというサンプリングイベント「WHICH INSPIRES YOU?」も並行して行われた。手渡されたフライヤーに記入してMINIのディーラーに持って行き、4枚のカードの中から当たりを引くとオリジナルの「MINIマウス」がプレゼントされる仕組みだ(ハズレを引いてもMINIオリジナルアクアキューブがもらえる)。
面白いのは、両モデルのルーフに積まれた巨大旅行鞄。MINI 50 Mayfairは過去50年を旅してきたイメージを持たせるため、鞄はクラシカルな演出。一方、MINI 50 Camdenは次の50年を旅していくイメージを持たせるため、近代的なデザインの鞄としているところ。これまでのMINI、これからのMINIと、異なる想いを鞄に詰めて走る様は、軽妙な趣のイベントにして歴史の重さを感じさせてくれる。
MINIの全高と同じくらいの高さをもつ巨大旅行鞄を、MINI 50 MayfairとMINI 50 Camdenそれぞれに装着。デザインも異なる | MINI 50 Mayfairに積まれた巨大旅行鞄 | MINI 50 Camdenに積まれた巨大旅行鞄 |
鞄はルーフキャリアをボディーに固定する台座を使用していた | MINI 50 Mayfairを正面から | MINI 50 Camdenを真後ろから |
記者は渋谷のスクランブル交差点付近と、表参道でのイベントを中心に見たのだが、通行人の多いセンター街も走行ルートに含まれていたこともあり、巨大鞄を搭載した2台のMINIの注目度は高いものだった。また、表参道では「GUCCI」前を拠点にサンプリングイベントが行われ、そこでフライヤーを受け取っていたのは圧倒的に女性が多く、加えて海外の方や子供が足を止めて写真を撮るといった光景が見られた。MINIのユーザーは男性が多いと言うが、女性からの注目度が高いこともうかがえた。
渋谷のセンター街に入っていくMINI 50 MayfairとMINI 50 Camden | ||
渋谷を周遊する2台 | 表参道も走る | |
六本木ヒルズ前でもアピール |
なお、目撃型路上走行およびサンプリングイベントは、12月4日に東京エリア(丸の内・銀座・品川・高輪・二子玉川)、12月5日に千葉エリア(船橋市、市川市、浦安市)、12月6日に埼玉エリア(さいたま市、浦和市)、12月12日に大阪・梅田、12月13日に大阪・心斎橋でそれぞれ行われる予定。時間のある方は、該当エリアに行って2台のMINIを目撃してみてはいかがだろうか。
(編集部:小林 隆)
2009年 11月 30日