トヨタ自動車は12月2日、「ウィッシュ」の1.8リッターモデルに一部改良を行い発売を開始した。価格は184万円～227万9000円。ウェルキャブ（メーカー完成特装車）についてもベース車と同様の改良が行われ、価格は206万円～254万8000円。

　一部改良では、1.8リッターエンジン搭載車のバッテリー、オルタネーターの制御の見直しが図られ、10・15モード燃費は1.8Xおよび1.8Sの4WD車が、従来よりも0.8km/L向上の15.2km/L、1.8Xの2WD（FF）車が従来よりも0.4km/L向上の16.4km/Lとなった。

　これにより「環境対応車普及促進税制（エコカー減税）」による自動車取得税と自動車重量税の減税措置は、1.8Xと1.8Sの4WD車が50％、1.8Xの2WD車が75％それぞれ減税される。なお、そのほかのグレードではこれまでどおり、2リッターエンジン搭載車の2.0Z（2WD）、2.0G（2WD）、1.8リッターエンジン搭載車の1.8S（2WD）が、50％減税に適合する。